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就職活動に役立つコラム

就職活動中の外でのマナー

就職活動中の外でのマナー

就職活動中はこんなことにも気をつけよう

オフィス街や、駅のホームなどいろいろなところで、就職活動生を見かけます。一見、同じスーツを着ていても、なんとなく社会人とは違うので、見分けがつくものです。

■こんなことしていませんか?

ある時、こんな就職活動生の会話が聞こえてきました。

A「今日の○○の面接、どうだった?」
B「うーん、どうだろ。最後の△△って質問は想定外で一瞬びびったけど」
A「たしかにアレはきつかった。面接官こわかったし。あれは圧迫だよなー」

A「この間、最終面接まで行った××、絶対受かったと思ってたのにメールで不合格通知きてたんだよ」
B「まじ?そんなことあるの?」
A「うん。面接の時だって、『ウチに来たらどうやってくるの?』とか入る前提みたいな話されたし。なんでダメだったのか分からないわ」

その他、彼らの就活状況がよく分かる話が延々と繰り広げられていました。自分が就職活動をしていた頃を思い出し、大変だな、頑張ってほしいな、と思いつつも、企業の視点で見たときには、「残念ながら、そのままじゃ採用はできないな」と厳しくも思ってしまいました。

■社会人になるために必要なのは、まず「信用」

上記の会話の何が悪いか、分かりますか?

この就職活動生たちは、公の場所で企業を特定できる話をしてしまっています。そして、その企業がどんな採用試験を行っていたか、まる分かりです。もしも、その企業の関係者が周囲にいたら、どうでしょうか。また、他の企業の採用担当者からすると、「もしこの人たちが面接に来たら、同じように話されるのか」と考えますよね。

たとえ熱意があり、貴重な経験を持っていて、アピールが上手でも、「信用できない人」は会社にとってマイナスであり、採用したい人材とはなり得ないのです。

■常に「見られている」意識を持つこと

おそらくこの就職活動生たちは、悩みやくやしさを共有し、活力としたいという気持ちで会話していたのでしょうが、話す前に今一度、周りをよく見てみましょう。この話は今、この場でするに適しているのか?話をしたらまずいことはないだろうか?相手にとってプラスになるのか?マイナスになるのか?

社会人は自分の発言が自分が関わる組織に悪影響を与えてしまうかもしれないという危機感と責任を常に持たなくてはなりません。その第一歩として、外では自身の振る舞いを常に見られている、という意識を持って行動するということを心がけてほしいと思います。

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