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企業選びのコツ
「ニーズ」で企業選びをしていませんか?
■本当に大手企業が良い?
就職希望先を伺うと、依然として大手(ブランド)志向の学生の割合が多いという傾向にあります。その理由の多くは、「安定している」「業界上位である」などです。
「大手企業を選ぶな」というわけではありませんが、「給料が高いから」「安定してそうだから」というニーズで大手企業を志望してはいませんか。
実は「ニーズ」が就職活動の選択基準となることはお勧めではありません。
■なぜ、「ニーズ」で選んではいけないのか?
「ニーズ」という言葉は、「人間の生活上、必要なある充足状態が不足しているための欲求」と、言い替えることができます。足りないものを求める、ということです。それは、裏返して言えば、「充足したら満足してしまう。」ということでもあります。
就職活動中の学生が、「給料が良いから」「倒産する心配が無いから」などの「ニーズ」を基準に企業選びをすると、自分が何をしたいのかがわからないまま就職することになってしまいます。そうすると、「思っていたものと何か違う」「やりがいが感じられない」といった悩みを抱えてしまいがちになります。
■企業選びは、「ウォンツ」で
ではどいうった選択基準で企業を選んだらいいのでしょうか。
その第一歩は、自身の「ウォンツ」を知ることにあります。
「ウォンツ」とは、「特定の何かが欲しくてたまらない状態」です。「ニーズ」がマイナスから標準まで引き上げるための欲求だと考えると、「ウォンツ」は、標準からさらに上に向かう欲求だと言えます。
「ウォンツ」が強ければ、仕事に対して積極的に取り組むことができるようになります。つまり、「ウォンツ」で企業選びをすることで、就職した企業で、活き活きと働くことができます。
みなさんには、自分の企業選びはどちらが中心になっているのかを考えていただきながら、悔いの無い就職活動をしてほしいと思います。