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就職活動のテクニック
履歴書エントリーシートを書くコツ
1.そもそもなぜES(エントリーシート)の提出が必要なのか
企業がESの提出を求める理由は大きく2点あります。
①応募者の文書力と論理力を見るため
正しい日本語で、論理的に書かれているか
②面接で応募者へ質問する資料に使うため
面接で、ESに関する質問対して、論理的に答えられるか
企業は、ESの内容と、面接の受け答えを見て、採用の可否を判断することが多いのですが、ESでも面接でも人事が重視している項目に「論理力」があります。
ビジネスでは多様な場面で「論理力」が必要となるためです。
・「考える」:トラブルの原因を突き止め、解決策を考える
・「書く」 :会議に向けて、説得力のある企画書を書く
・「話す」 :顧客に商品の特長を分かりやすく話す
「自分の考えを根拠を挙げて説明できるか」「原因と結果をつなげるられるか」が大切です。
2.自分の言葉で書く
履歴書やエントリーシートで重要なことは、とにかく自分の言葉で書くことです。これは、簡単なようで以外に難しいものです。
例えば、就活本に載っている見本や、先輩や友人の話題に富んだ優秀な履歴書を見てしまうと、自分も同じようにいろいろな経験談を書かなければいけないのかと感じてしまうと思います。
しかし、履歴書やエントリーシートは、就活において採用担当の方に読んでもらうことがゴールでなく、その後行われる面接の材料になります。
そのため、いくらアルバイトの経験や留学経験、サークルの経験などをたくさん記入したとしても、面接で突っ込まれたときに困るようであれば意味がありません
なぜそれを行い、また実際に今の自分にどう影響し、身になったのか説明できるエピソードを記入しましょう
無理して理想の姿を書く必要はありません。自分が出来ることを、自信をもって履歴書に書き、面接に望んでください。
■人事の本音
特別な経験は求めていません。「経験から学んだこと」、「経験を活かせること」が知りたいと思っています。
■分かりやすく伝える書き方のポイント
①主語・述語を明確に書く
②1文は、30字~50字に収める
③4つの表現を避ける
ら抜き言葉/意味の重複/体言止め/専門用語
3. ESは自分の分身
履歴書やエントリーシートの記入は大変なことだとは思いますが、エントリーシートは自分の分身です。愛情を込めて記入しましょう。
<記入前チェックリスト>
□提出期限(必着 月 日 / 消印有効 月 日)
□提出方法(郵送 / オンライン)
<記入後チェックリスト>
□インクが消えるペンで記入していないか
□字が綺麗に書けているか
(上手い下手ではなく、丁寧かどうか)
□「てにをは」が正しいか
□ハンコが曲がっていないか
□誤った場合、修正液や修正テープで修正していないか
(書き直しが理想ですが、難しい場合は二重線を定規で引いて印鑑を押しましょう)
郵送する際は、エントリーシートが折れないよう、A4サイズの透明なクリアファイルに入れてから封筒に入れましょう。
余裕があれば、送付状を作成し同封しましょう!
■締切に注意
履歴書やエントリーシートを提出する際、必ず提出期限がつくものです。提出期限がぎりぎりにならないよう、余裕を持ったスケジュールを考えましょう。
提出期限ぎりぎりになってしまうと、思わぬトラブルがあったときに間に合わなくなってしまいます。例:「必着と消印有効を勘違いしていて、今から郵送しても間に合わないことに気がつく」「企業側のサーバーが、エントリーシート受付締め切り間際にパンクしてしまう」など
就職活動は自分自身を見つめなおす貴重な時間です。ありのままの自分ともう一度向き合い、どんな自分を採用担当に伝えたいのかを考えながら、履歴書・エントリーシートを記入してください。
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