insource recruit site

就職活動のテクニック

5W1Hを使った企業分析

5W1Hを使った企業分析

早速ですが、学生の皆さま! 企業分析はうまくいっていますか?

・ホームページを眺めるだけで終わってしまう
・ノートに大事そうなことを書いてはみたものの、まとまらない
などなど、戸惑っている方もいらっしゃるかと思います。

筆者も学生時代、どうやって企業分析をしたらいいのかよく分からず、ずいぶん苦労しました......

本ページでは、そんな企業分析を「5W1H」を使ってやってみる方法をご紹介します。
最後にテンプレートも掲載しておりますので、ぜひご活用ください!

■STEP1.「5W1H」で企業を分析しよう!

「5W1H」は、コミュニケーションを円滑にするためにもよく使われる手法です。
これを意識して文章を組み立てることで、伝えたいことを明確にして、相手に意見や考えを過不足なく伝えることができます。

企業を分析するときにも、この5W1Hの要素に分解して書き出してみましょう!
5W1H...①Who:だれが、②What:なにを、③When:いつ、④Where:どこで、⑤Why:なぜ、⑥How:どのように

この5W1Hを使って、企業のHPや会社説明会などで集めた情報を整理します。同じ項目で情報をまとめると、他の複数の会社との比較もしやすくなります。

以下に、実際にまとめてみた例をご紹介します。

<5W1Hを使って志望企業の情報をまとめる>

▢企業の正式名称は何ですか?(Who:だれが、だれに)
▢企業の対象となるお客さまは法人ですか? 個人ですか?
=例:株式会社インソース
=例:法人、BtoBのサービスを提供している会社

▢その企業は主にどういったサービスを提供していますか?(What:なにを)
=例:企業研修、公開講座の運営事業、人事向けのシステム開発など

▢その企業のサービスはいつ売れるのでしょうか?(When:いつ)
=例:お客さまが課題を感じた時、新入社員を受け入れる時など

▢その企業はどこでサービスを提供していますか?(Where:どこで)
=例:お客さま先のオフィス、Zoom、自社のセミナールームなど

▢その企業はなぜそのような事業を展開しているのですか?(Why:なぜ)
=例:世の中の人々に「働くを楽しく」を実現してもらえるように。企業の課題解決のためのサービスを提供している。

▢その企業はお客さまにどのようにサービスを提供していますか?(How:どのように)
=例:①営業担当者が、お客さまと打合せをする
   ②お客さまのお悩みに沿ってテキストの準備や講師の調整をして研修を実施している

まずは企業のHPの中の、会社概要のページや採用情報のページを探してみましょう。会社が売っているサービスそのものや、それを開発したりお客さまの手元に届けるまでにやっていることが記載されていることもあります。
情報が載っていない場合やよく内容が分からない場合は、OBOG訪問や会社説明会を活用して情報を集めましょう!

■STEP2.必要な力を洗い出す

次はもう少し踏み込んで、1で分解した各項目にどんな力が必要と思われるか(その企業が求めているのはどんな人材か?)書き出してみます。

▢その企業の対象となるお客さまは法人ですか? 個人ですか?(誰に) 
=例:法人、BtoBのサービスを提供している会社
⇒必要なのは「様々な業種への理解、プレゼンテーション力......」

▢その企業は主にどういったサービスを提供していますか?(何を) =例:企業研修、公開講座の運営事業、人事向けのシステム開発など
⇒必要なのは「社会人教育・研修についての理解......」

▢その企業のサービスはいつ売れていますか?(いつ)
=例:お客さまが人材教育についての課題を感じた時、新入社員を受け入れる時など
⇒必要なのは「お客さまがお困りの時に手を差し伸べられる力......」

▢その企業はどこでサービスを提供していますか?(どこで)
=例:お客さま先のオフィス、Zoom、インソースのセミナールーム
⇒必要なのは「PCスキル、車の運転スキル......」

▢その企業はなぜそのような事業を展開しているのですか?(なぜ)
=例:世の中の人々に「働くを楽しく」を実現してもらえるように。企業の課題解決のために研修を提供している。
⇒必要なのは「企業の課題について考えられる力、聞ける力......」

▢その企業はお客さまにどのようにサービスを提供していますか?(How:どのように)
=例:①営業担当者が、お客さまと打合せをする
   ②お客さまのお悩みに沿ってテキストの準備や講師の調整をして研修を実施している
⇒必要なのは「調整力、企画力......」

求められる力は、まずは自身の考えを書いてみましょう。自分の考えを持つことで、面接での回答や逆質問の時に「自分なりにしっかり考えている」という印象を抱いてもらえます。 想像が難しいときは、社会人経験がある方に聞いたり、説明会や面接などで企業の方に尋ねたりしてみましょう!

似たようなことばかり書いてあると思っていたことも、このような方法で整理することで、その企業ならではの特徴や求められている力が見えてきます。自己分析とも照らし合わながら、エントリーシートの作成や面接準備に活かしてみてください。

【テンプレ―ト】企業分析

5W1Hを使った企業分析についてテンプレートです、是非ご活用ください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【企業分析テンプレート】

▢企業の正式名称は何ですか?(Who:だれが、だれに)
▢その企業の対象となるお客さまは法人ですか? 個人ですか?

企業名   →
情報    →
求められる力→

▢その企業のサービスはいつ売れていますか?(When:いつ)

情報    →
求められる力→

▢その企業はどこでサービスを提供していますか?(Where:どこで)

情報    →
求められる力→

▢その企業は主にどういったサービスを提供していますか?(What:なにを)

情報    →
求められる力→

▢その企業はなぜそのような事業を展開しているのですか?(Why:なぜ)

情報    →
求められる力→

▢その企業は顧客にどのようにサービスを提供していますか?(How:どのように)

情報    →
求められる力→

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■関連リンク

【就活コラム】会社説明会参加の極意

【就活コラム】正しい自己分析の仕方

【就活セミナー】働きやすい企業を見極める、企業分析セミナー

記事一覧へ

Copyright © Insource Co., Ltd. All rights reserved.