経営戦略
本書は、株式会社フライヤーのアドバイザー兼エバンジェリストを務める荒木博行氏が、大企業・有名企業の「倒産事例」をいくつかピックアップし、分かりやすいイラストを使って簡単にまとめた書籍です。
経営者や部門責任者にとって、複数の戦略や失敗例を知識としてインプットしておくことは、組織の経営を推進していくにあたり非常に重要なことです。本書籍を通して、複数の企業の倒産事例・失敗事例から「世の中、失敗から学ぶことが多い」という当たり前の事実を再認識し、加えて「自分が頑張らないと、いつか会社はつぶれるかもしれない」という健全な緊張感を感じることができます。さらに、1つ1つの事例の末尾には、荒木氏からの、皆さんが実務で失敗を糧にするためのメッセージが添えてあります。このメッセージまでをしっかりと読んで、他者の失敗も皆さまの仕事・糧としてつなげるスキル・習慣を身につけていただきたいです。
書籍情報
本書では、1つ目の倒産の背景を「戦略の問題」と整理しています。
そごうやGE、コダック、エルピーダ―メモリなど計14社の、スピーディーで柔軟な組織づくりができずに倒産した事例が多く書かれています。いわゆる成功していたと言われていた企業が、過去の成功に囚われて業績が徐々に悪化したり、大きな社会の変化に適応できずに一気に時代遅れの会社となってしまったりと、あらゆる企業に発生し得る倒産事例です。行動経済学でいう現状維持バイアスが、経営において大きなマイナス要因になった事例とも言えます。
そして、近年は、数々の経営者がこれら企業の失敗を糧に、VUCA時代に合わせた組織づくり、人材育成を進めるようになっていると感じます。
2つ目の倒産の背景は「マネジメントの問題」と整理しています。
リーマン・ブラザーズやタカタ、スカイマーク、NOVAなど計11社の、経営層・マネージャーのリスク管理が足りずに倒産した事例が書かれています。大きくは、経営層のリスク管理や視野の広さが不十分で、環境や状況が変わった瞬間に一気に成功のループから転落した倒産事例です。
経営者は、自分のやることに自信を持ちつつも過信をすると会社がつぶれてしまうというリスクを、常に頭に置いておく必要があります。社外取締役に求められる役割は正にここにあるとも言えるでしょう。
また、周囲に意見を訊くマネージャーは、知ってか知らずか、これらの失敗を身を持って理解し、行動をしていると言えるかもしれません。
本書の著者である荒木博行氏が手掛けた、失敗から学ぶ書籍です。こちらは、マネージャー・管理職の方だけでなく、社内の企画担当、マーケティング担当の方が「失敗から学ぶ」ための、おすすめ書籍です。
AmazonやGoogle、Sony、任天堂、トヨタなど、名だたる企業も数多くの失敗をしており、これらの失敗をイラストも使って簡単にまとめています。世界「倒産」図鑑と同様に、1つ1つの事例の末尾には、荒木氏からのメッセージが添えてあります。他人の失敗からも学べる人材になることで、急激に、所謂「ビジネスの勘」が鋭くなっていきます。
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