発明部門、知的財産部門、特許の情報を調べるお仕事をしているなど、本テーマにご関心のある方
発明部門、知的財産部門、特許の情報を調べるお仕事をしているなど、本テーマにご関心のある方
特許明細書は発明者原案に法律的な知恵を盛り込んで作られています。
多くの場合、上位概念化され、つかみどころが無く感じます。しかし3つのステップで読むと発明者原案(発明の核心部分)に近づく事が出来ます。
本セミナー前半では演習を行って、この3つのステップを覚えていただきます。後半では、詳しく読む場合のノウハウを15のガイドラインとしてご説明した後、弊社発意で実施しましたペロブスカイト太陽電池の特許分析例をご紹介します。
未経験の技術分野でも特許リーディングでここまでわかる事を実感してください。
※時計など時間を測れるものをご用意ください。演習時に使用いたします。
【本セミナーで学べる事】
・特許明細書のどの部分から読むと短時間でポイントがわかるか。
・ライバル会社の状況(社内知や実情)はどうやって知るか。
・どうしたら継続的に特許を読んで行けるか。
【期待される効果】
短い時間でポイントが掴めるようになりますので、例えば、次のような人物に近づきます
・発明部門:多様な発想とその根拠が示せる研究者
・知財部門: 研究方針に根拠を持って意見が言える部員
・他の方:アイデア発想会に声がかかる
【ご注意】 本セミナーは特許書類が持つ二つの機能(権利書、技術文献)のうち技術文献からの技術情報の抽出に特化した内容です。他社の経験をご自分のものにして活用し研究を加速していただく事に主眼を置いています。権利解釈には言及していません。
本講義は、一般社団法人企業研究会が主催しております。
※音声・チャット機能を用いて双方向型で実施します
※習熟度を高めるためクイズや休憩を適宜設けさせて頂きます
※以下の内容は参加される方の状況を考慮して一部変更する事が有ります。
1.オリエンテーション
(1)アンケート(ご参加の皆様の状況を確認させて頂きます)
(2)特許リーディングとは
(3)特許制度の簡単な説明
(4)講師の会社の簡単な説明
2.特許はなぜ読みにくい
【講義】 発明者原案(模擬)から明細書ができるまで
(1)請求項案に盛り込まれる知恵
(2)詳細な説明に盛り込まれる知恵
3.発明の要点を3分で捉える
【演習1】 明細書を1つ読んで要点をメモする1
【講義】「3ステップ法」で読み易く/メモしておき意味は後から解る
【演習2】 明細書を1つ読んで要点をメモする2
【発表/解説】 チャット機能等を用いてメモを共有
4.基礎的事項とノウハウ
【講義】
(1)「どこの誰が」/新しいものから
(2)課題はどこから読み取るか/解決手段は
(3)何を知りたいかのメモを集めるとストーリー(仮説)が出来る
(4)対象特許リストの作成 特許検索とスクリーニング
(5)特許調査の基礎
・技術動向調査/クリアランス調査/無効資料調査
・おススメの簡易検索(ペロブスカイト太陽電池の特許分析例)
・簡易検索で抽出すべき特許の60%をカバー出来る(ノイズ70件)
⇒技術分野の状況は良く解る
・100%をカバーする詳細検索はノイズが増える(1,710件)
(6)調査の外注はノウハウを得る有効な手段
(7)継続するには 時間を測る習慣/報告の習慣 他
【演習3】 ご参加者様の状況によって実施内容を講師にて選択いたします。
5.詳しく読み取るための15のガイドライン
【講義】
(1)単純構成/複合構成の実施例
(2)評価法の記載には実情が反映される事が有る
(3)同一出願人の場合は職場知が読み取れる
(4)他
【演習4】 ご参加者様の状況によって実施内容を講師にて選択いたします。
6.事例紹介 「ペロブスカイト太陽電池の特許分析」例
※未知の分野であっても明細書から教われます
(1)有機無機ハイブリッド型固体型ペロブスカイト太陽電池の誕生
(2)世界の研究動向
(3)日本特許-代表的出願人の特許と、これ等から導き出したストーリー(仮説)
7.まとめ
【ご注意】 本セミナーは特許書類が持つ二つの機能(権利書、技術文献)のうち技術文献からの技術情報の抽出に特化した内容です。他社の経験をご自分のものにして活用し研究を加速していただく事に主眼を置いています。権利解釈には言及していません。
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株式会社INVENTION labo 代表取締役 田中光利 氏
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