問題社員対応や懲戒処分は、人事労務分野では基本中の基本であり、既に一定程度の知識・経験がある方が多いでしょう。
今回のセミナーでは、典型的な問題社員や懲戒処分の対応について、チャートや書式を用いながら上記のような近時の対応方法についても言及します。また、社内で懲戒処分の量刑を決定する場合の考慮要素、紛争リスクを減少させる手法、量刑資料を作成する場合の注意点を、量刑表のサンプルを用いながら説明します。
近時注意すべき事項として取引先・子会社との間のセクハラ等の問題があることから、加害者・被害者の雇用主の双方の視点から対応方法を解説します。さらに、近時の問題社員や懲戒処分への対応では、①SNSへの不正投稿に対応するための誓約書や被害拡大防止策、②不正調査時のデジタルデータ回復(デジタルフォレンジック)も必要になってくるので,基本的な知識と実務上の注意点も説明していきます。