上場会社の決算発表で公表される決算数値は、連結ベースでの開示が当たり前となってきています。(上場会社の8 割は連結財務諸表を作成していると言われています。)すなわち、M&A や新規事業への進出、海外展開等により企業規模が拡大してきている企業は、管理会計も含め、連結ベースで物事を判断しなければなりません。そのような中、決算書の読み手としては連結であっても個別でも大きな違いはないことに比べ、決算書を作成する立場としては、連結決算特有のスキルが要求されます。
そこで本セミナーは、連結決算の実務に初めて携わる方、連結決算実務に関わっているものの日が浅く、理解度が低いと感じていらっしゃる方等を対象に、連結決算の一通りの流れの理解と、基本となる連結仕訳を身に付けて頂くことを目的としています。国際会計基準とのコンバージェンスにより連結のルールも変わりつつありますが、本セミナーでは改正基準を踏まえながら、一方で連結決算の本質の理解に重きを置いて解説いたします。
(セミナーのポイント)
- ① 設例をもとに、講師の説明内容を実際に計算することにより、基本的仕訳をその場で理解できます。
- ② チャート図により体系的な理解が得られます。
- ③ よくやる思い込みや失敗事例を解説します。
- ④ 論点ごとに理解度テストを行ないます。