2014 年伊藤レポートの発表に端を発し、スチュワードシップ・コードやコーポレートガバナンス・コードの制 定、その後も伊藤レポート 2.0 やコーポレートガバナンス・コード改訂、更には ESG や責任投資に対する意識の 高まりなど、投資家や事業会社を取り巻く状況は刻々と変化しています。投資家のタイプも様々でニーズも多種 多様に広がっていますが、本日は一度原点に立ち返り、「そもそもバイサイド・投資家とはどういう存在なのか」、 「バイサイド・投資家は企業のどこを見ているのか(どういった点に注目しているのか)」ということについて事 業会社IRの皆さまと認識を共有したいと思います。 いくつかの事例も踏まえ、IRの現場(決算・中期計画の発表、統合報告書、取材対応、現場見学などのIR 活動、マネジメントと投資家の対話など)でバイサイド・投資家がどういう点に注目しているのかを解説しなが ら、事業会社IRの皆さまと投資家とのコミュニケーションの一層の改善・向上を実現するお手伝いができれば と考えます。