平成27 年6 月1 日から、CGコードが適用されました。平成30 年6 月には改訂CGコードが、令和3 年6 月からは再改訂されたCGコードが、それぞれ公表・適用されています。
最近では、最高経営責任者(CEO)の選解任など、コーポレート・ガバナンスにおいて不可欠な事項がトピックになっています。会社において、これらのコーポレート・ガバナンス改革を「深化」させていくためには、株主と経営陣との間の「建設的な対話」が必要です。株主と経営陣が対話を行う最も重要な場は、株主総会であり、株主総会招集通知は、株主総会における対話のための必須のツールです。このため、最近では、株主との対話に資するため、株主総会招集通知において「どのような情報」を、「どのよう」に開示するかという点が、大きなポイントとなってきています。
昨年度の株主総会招集通知についても、CGコードを意識した記載事例が多数見られました。そこで、本セミナーでは、このよう な具体的な記載事例を参照しながら、次期の株主総会に向けて、どのように対応していく必要があるかについて解説します。