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PR映像や映像教材は、情報を手軽に広く提供できるというメリットがあります。一方で、視聴への強制力が弱い、流し見してしまい印象に残りにくいなど、イベントや勉強会などと比較して情報が埋もれてしまうという弱点があります。
そこで、いわゆるゆるキャラを使った映像など、映像制作において、視聴者の記憶に残すための工夫を凝らしている組織も多くあるようです。しかし、どのような映像コンセプトにすれば、記憶に残るものが制作できるのか、分からないという声を多くお伺いします。
記憶に残るPR映像・映像教材を制作するには、視聴者インサイトに訴求した動画制作が必要です。視聴者インサイトとは、映像に対する視聴者の「隠された本音」です。
例:小中学生向けに喫煙防止の映像を制作
▼表面的なニーズ
▼隠された本音(インサイト)
▼考えられるコンセプト例
・ 友達との会話にでてくるようなもの
→思わず笑ってしまう「可笑しさ」のあるキャラクターを適用する
・ 学内で話題になっているキーワードを踏襲したもの
→「部活」「おしゃれ」「夢」をコンセプトにする
▼キーメッセージ(一番伝えたいこと)設計例
誰もがNOと言える「カルチャー(文化)」
▼ストーリー(あらすじ)設計例
ある日、喫煙を誘われた主人公。すると、その喫煙者の横にひっそりと人間とは違う何かがいる。喫煙の誘いを受けた子供だけが見える「たばこ妖怪」である。恐る恐る主人公が話しかけてみると、たばこ妖怪たちは自分に起きた害を説明しだす。主人公はその害に驚き、誘惑の念を断ち切る。そしてたばこを誘ってきた人に対して、”NO”すいません(吸いません)と言う。
▼キャラクター設計例
主人公(「部活」「おしゃれ」「夢」をコンセプトにしたキャラクター)
たばこ妖怪(可笑しさのあるキャラクター)
表面的なニーズのみに訴求した映像だと、その他の多くの映像に埋もれてしまい、記憶に残りにくくなってしまいます。この「隠された本音(インサイト)」に訴求してこそ、視聴者間で話題となる、「記憶に残る」映像となります。
制作したい映像の目的やターゲットから、視聴者インサイトを深堀りいたします。深堀りしたインサイトをもとに映像の形式・コンセプト・設計をご提案させていただきます。
お客さまインサイトから真に必要となる研修を提供・実施し続けてきたインソースグループだからこそできる映像設計方法です。
キャラクターデザイン、アニメーション付与、映像の撮影、編集までを一貫してご支援いたします。スタジオや役者を使用する場合、下見やオーディション手配も対応いたします。
本納品前に仮納品・修正を行っておりますので、ご納得いただける映像制作が可能です。
無料で絵コンテ・シナリオを制作、お見積書とともにお送りします。実際の出来上がりイメージをご覧いただいた上で、ご発注の可否をご検討いただけます。
※ご要望の際には下記お問い合わせフォームより、「時間」「どんな映像を想定しているか」「納期」の3点をお知らせください
実際に制作された2~3パターンのシナリオをご覧いただき、ご要望をお聞かせいただきます。また予算感などについてもご相談に応じます。
シナリオ案、お見積り、スケジュールなどについてご納得いただければご発注いただき、制作がスタートです。
制作に際しては、2~3回程度の打ち合わせ(対面あるいはオンライン)をしながら、デザインを行います。