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パーソナルブランディング
ブランディングとは、商品にブランドの力を付加すること。
パーソナルブランディングとは、企業や企業に所属している個人が、
企業の中の「個」として、企業のイメージ向上のために行うプロモーションです。
「企業ブランディング」に対して、「パーソナルブランディング」は
企業の担当者のブランド化と言っていいでしょう。
「□□会社の一社員」から、「□□会社の〇○さん」となり、
顧客との関係を強化することが目的です。
パーソナルブランディングの流れとしては、まず自分を俯瞰して強みやキャリアを確認し、次に顧客に何を提供できるかを予測します。
さらに競合を知ることでゴールを描き、これらを踏まえてポートフォリオを含むプロフィールを作成します。この時、率直な等身大の自己紹介にすることが重要です。
そして、SNS などを活用して持続的に発信を行っていくことで、自分と自社のファンを増やしていきます。
パーソナルブランディングが成功すると、企業側には社員が自社を好きになり、取引先の評価が上がるなどの効果が起き、個人としては、人脈が広がり、指名を受けやすくなることで仕事が楽しくなり、意欲が増すなどの好循環が起きます。
しかし、失敗すると、企業としても個人としても信頼回復が非常に困難になります。パーソナルブランディングを行う時は、あらかじめ正しい知識を得た上で、あくまでも企業内の個人として「信頼」と「共感」をやさしくわかりやすい表現で得ることを目的とし、運営には細心の注意を払うことが必要です。