英語と格闘中 その2

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こんにちは。INSOURCE HONG KONG 山本です。

香港サイエンスパークからの眺め
トラム、ちょっとかっこよく撮れました。これで移動するとなんだか落ち着きます。

遅ればせながら前回の続きです。


私が英語について気が付いた事。それは・・・


「文脈を予測できる」という事が、英語の聞き取りに大変重要だということです。


私が人生で最も英語を勉強していたのは大学受験の頃です。それから10年以上経っているわけですが、初めての海外赴任前後に受けたTOEICの点数が予想以上に好調だったので、「おかしいな」と不思議に思っていたのです。


猛勉強していた受験生の頃より、仕事で英語の勉強ばかりやっていられない今の方が点数が高いとは?まったく納得がいきませんでした

例えば、香港に赴任が決まってから3ヶ月間。本当に様々な方たちから、研修というビジネスについて、香港マーケットについて、中国マーケットについて等々、大変貴重なアドバイスを頂いてきました


「研修はビジネスにならない、なぜなら・・・」
「研修はビジネスになる、なぜなら・・・」
「中国マーケットはむずかしい、なぜなら・・・」

人によってその結論は様々ですが、「なぜならば・・・」の部分は大体パターンがあります。


「なぜならば・・・○○だから」。このパターンを蓄積する間に、「あ、この人はきっと、あのことを話したいんだな・・・」と会話の途中で文脈がみえてきます。 そうすると、少しくらい単語が聞き取れなくても、相手の話がどんどん耳に入ってくるのです。


その他の例を上げると、採用面談の文脈は非常にシンプルです。応募者は自己アピールをするものなので、そのつもりで聴けばよいわけです。流れさえ押さえておけばすぐに慣れてしまいます。


私のTOEICの点数が勉強に関係なく上がったのは、ビジネスにおける文脈の蓄積がされた結果「こんなシチュエーションなら、会話のトピックはこれだろう」 という予測が、言葉が聞き取れなくても成り立つようになった結果だと思うわけです。


ということで、まだまだ英語を勉強せねばなりません!