2013年4月12日 | カテゴリー: 東京
こんにちは。インソース国際部の水野です。
先日、北京と上海でビジネスマナー、ビジネス文書研修を実施しました!
↓実際に実施したカリキュラムはこちら
中国人向けビジネススキル研修(基礎編)
中国人向けビジネススキル研修(応用編)
「中国流のビジネスマナーや上司へのホウレンソウを体得し、社内で書く報告書を簡潔に分かりやすく書けるようにしたい」 という要望をいただき、今回研修を実施させていただくことになりました。
北京と上海で中国人社員向け各10名にビジネスパーソンとして必須のビジネスコアスキルの修得をするという内容です。
弊社の中国人講師が中国語で実施いたしました。
○●中国でよくお伺いする人材の課題●○
中国に拠点のある日系企業では、現地社員の人材育成について課題を抱えていらっしゃることが 多いです。例えば、「上司へのホウレンソウができておらず、仕事が終わると黙ったまま、 指示を待っている」といったお話を良くお伺いいたします。
中国ではなぜホウレンソウをしなければならないのか、ホウレンソウをすることで自分にどのような
メリットがあるのかを研修の冒頭で良く理解していただく必要があります。
特に、「メリットは何か?」が重要で、自分にとってプラスになるものでないと、
行動に移してもらえないことが多くあります。
○●中国で研修を実施する際のポイント●○
通常日本で研修を実施するよりも演習やディスカッションの時間を増やした方が研修効果が上がりやすくなります。 また、研修中に中国語のビジネスマナーの動画も活用することで、視覚的に理解してから演習で実践するという進め方を行いました。
ビジネス文書では、文書を読んで必要な情報を要約する演習や、社内に出す報告書の作成演習を 行い、現場で即実践可能なスキルの修得を目的として実施しました。
研修実施終了後、確認テストを実施し、研修の理解度や効果を測定しました。 これは、研修で学んだ内容を忘れないようにする「定着化」という効果もあります。
今回も、日本の仕事の仕方と現地の状況を踏まえ、ローカライズしたコンテンツを作成しました!
現地拠点での人材育成のご支援を積極的に行っておりますので、是非国際部までお問い合わせください!