職場における書類やデータの整理は、仕事の基盤（インフラ）を整えることであり、それは、個人はもちろん、組織としての仕事のパフォーマンスにも大きく影響を及ぼします。

インソースの整理力向上研修は「整理・整頓」を論理的に捉え、それぞれを分かりやすく解説するとともに、実践的な演習を実施することで、仕事に戻って、すぐに改善に着手できる設計がなされています。

「整理・整頓」ができるようになります。簡単なようですが、実はかなり高度な作業です。整理は「乱れている状態から、秩序だった状態に改善する」作業です。整頓は「現状の適切な状態を維持する」という、継続的な活動です。

本研修の到達目標は、乱れた状態を改善するためのアクションとしての「整理」と、その改善された適切な状態を維持するための「整頓」ができるようになることです。

可能です。
職場において何の整理が上手くいっていないかということをお聞かせいただき、課題に対して有効な手法に重点を置いたプログラムを作成することが可能です。

例えば、書類を取り扱う業務が多いお客さまでの事例として、「職場に決まったファイリングルールが存在しないため、書類を探すのに膨大な時間が割かれている」というお悩みに対して、下記の研修を実施いたしました。

業務改善研修　～ファイリングの仕方編（１日間）

上記研修は文書の整理整頓のために必要な、ファイリングルールの基本やメンテナンス方法、ファイリングのリスクマネジメント、改善手法のポイントを学ぶことができるプログラムです。部署の方全員に受講していただいたことで、研修後は学んだファイリングルールを部署内で徹底し、書類が見つからないといった問題はほとんどなくなったとのことです。

テキストをカスタマイズして貴組織における管理・保管ルールなどの内容を組み込むことができます。
また、貴組織のガイドラインが記載された冊子などをテキストと合わせて受講者さまに配布し、研修内で講師が随所随所で冊子の内容に触れる、という方法を取るお客さまも多くおられます。

可能です。
これまでにも様々な状況のお客さまからご相談をいただきました。例えば、「備品を収納する倉庫が乱雑になることが多く、従業員に改善施策を考えさせたい」というご要望や、「毎日たくさんの文書やメールが部署に届き、処理の漏れが発生することがある。漏れなく処理するための仕組みを研修の受講者に考えさせたい」などです。
整理整頓という、受講者の皆さんにとっても身近なテーマなので、研修の場で改善策や今後のルールを決定することが可能です。

ございます。
事務職の方向けには整理力だけではなく、オペレーションミス防止や業務改善、マニュアル作成といった研修もおすすめです。

事務職のための仕事の進め方研修　～事務の効率アップ編（1日間）

オペレーションミス防止・事務ミス防止研修（１日間）

業務改善研修　～マニュアル作成で実現する業務改善編（１日間）

インソースの整理力向上研修は、事務的スキルの向上だけにとどまらず職場の改善につながる内容になっていますが、特に「環境改善」を強調したテーマにする場合、次のような研修のラインナップがあります。

職場環境の改善・活性化研修　～５Ｓ活用編（１日間）

少しの工夫から始める業務改善研修　みんなが働きやすい職場づくり編（半日間）

管理職研修　「風通しのよい職場づくり」で職場環境を整える編（１日間）

お客さまの具体的なご要望に応じて、おすすめするものは異なってまいります。まずはぜひ詳細をお聞かせください。

整理力向上研修とセットでの実施をおすすめしている研修には、様々なものがございます。

業務改善研修　～基本編（１日間）

タイムマネジメント研修　～仕事の効率アップ編（１日間）

生産性向上研修　～仕事の見える化でムダなく成果につなげる（１日間）


その他にもお客さまの課題に応じて、多種多様な研修をご提供いたします。ぜひお悩みをお聞かせください。

研修の最後に、翌日から３カ月かけて取り組む「アクションプラン」を作成いただき、その実施をお願いすることが多くございます。「デスクの書類管理を徹底する」「社内共有フォルダを分かりやすく整理する」などのアクションを設定される方が多いです。

アクションプランの実施状況の確認は基本的にはお客さまにてお願いしておりますが、弊社にて確認とリマインドを行う「呼び覚まシステム」というサービスもございます。月に１回３カ月間、ＷＥＢ上のアンケートを弊社から受講者さまに直接お送りし、研修内容が身についているか、実践できているかを確認させていただくプラスアルファのサービスでございます。

研修効果を高める「研修呼び覚まシステム」

整理力向上研修の場合は、内容によって以下のいずれかの講師を営業担当が選定し、おすすめいたしいます。
①事務・管理部門を長く経験し、整理整頓に関する手法に造詣のある講師
②業務改善に関する経験を豊富に持ち、受講者の悩みに対して自身の経験をもとにフィードバックできる講師

また、受講者さまを動機づけ、学んだ知識を実践できるよう導くうえで、受講者と講師の「相性」は非常に重要であると考えております。
できる限り、お客さまの業界や受講者さまの職種について理解の深い講師を選定しますが、そのほかにもご要望（一人ひとりに寄り添う姿勢で親しみを感じさせるタイプ、適切な距離を保ち厳しく指導するタイプ、冷静・ロジカルに話すタイプ、熱く語りかけるタイプなど）がございましたら、ぜひお聞かせください。

インソースの講師の特徴

お問い合わせをいただきましたら、おもに以下のステップで進めてまいります。

①弊社の営業担当によるヒアリング
日程や場所などの情報に加えて、整理力向上研修を検討されている背景や、研修によって達成したい目的をお伺いします。合わせて、これだけは伝えたいというトップからのメッセージや、弊社ホームページで気になっているプログラムなどがございましたら、ぜひご教示ください。

②ご提案
ヒアリング内容をもとに、お客さまに最適なプログラムをご提案いたします。

（③ご希望があれば公開講座のご見学）
研修内容や講師の様子を実際に見学したい、というお客さまには、全国各地で通年実施している公開講座を無料でご見学いただけます。ご判断の材料としていただければ幸いです。
※ご提案している講師に公開講座登壇の予定がない場合は、研修内容のみのご確認となりますことをあらかじめご了承ください

④実施前打ち合わせ＋事前課題の実施
研修の進め方や事務面での準備状況の確認など、１～３回程度お打合せを行い、研修効果が最大になるように準備を行います。整理力向上研修の場合、並行して受講者さまに対してアンケート形式の事前課題（２問程度）を実施することを推奨しております。

職場の現状、受講者さまのお悩みの把握することで、講義やテキストの内容に反映させ、研修効果を高めます。

⑤研修資料納品
お打合せ内容を踏まえたテキストを弊社のクリエイターが作成し、準備物の確認書類と合わせてデータで納品いたします。お客さまにて受講者数分の印刷をお願いいたします。
※テキストの印刷を弊社にて承ることも可能でございます。

⑥研修実施

⑦アンケート結果のご報告
研修当日、受講者さまに簡単なアンケートへのご協力をお願いしております。結果は弊社にて集計し、ご担当者さまにご報告いたします。

インソースの研修の流れ

研修会場のレイアウトは、４～６名１組のグループを受講者の人数に応じて構成する「島型」を推奨しております。グループディスカッションを行い他者の意見を聴くことで、内容の理解を深め、アウトプットの質を高められるからです。受講者人数が４０名を超える場合は「教室型」で実施することもございますが、ワーク比率は研修時間の半分未満、形式は隣同士のペアワークが中心になります。

インソースの研修スタイル

整理力向上研修の場合は、準備いただくものは以下のとおりです。プロジェクターやスクリーンは使用いたしません。
・人数分のテキスト、アンケート、付随資料（インソースから納品した資料やお客さまのガイドラインなど）
・講師用マイク１本
・講師用ホワイトボード２枚、マーカー（なるべく３色程度）

その他ご不明点などございましたら、事前に営業担当者へお気軽にご相談ください。

原則としては、講師１人あたり２０～３０名程度でお願いしております。職場の課題や改善について、グループディスカッションを行う研修のため、大人数での講演スタイルでの研修はあまりおすすめしていません。
また、受講者数が２０名に満たない場合でも、１名さまから講師派遣型で実施はできますが、研修効果・費用対効果を鑑みますと、少人数の場合は弊社公開講座をおすすめしております。ご希望の日時で公開講座の開催予定がない場合でも、貴社内で４名さま以上お集まりいただけましたら、 ご希望の日程で開催することも可能です。
※ご希望の日程で公開講座を開催する場合、他社の受講者さまも参加されることをあらかじめご了承ください

４名以上受講者さまがいれば、ご希望の日程で公開講座を開催！
研修リクエスト

もちろん、対応させていただきます。
大至急であれば、最低１週間を目安にお時間を頂戴することで、研修を実施させていただきます。
その場合、細かいカリキュラム内容のカスタマイズはお受けできず、弊社において実施実績の多い標準版テキストの中からお選びただくという点につきましてはご容赦ください。
とは申しましても、研修効果が最大限高まるよう、弊社の総力を挙げて研修のクオリティ向上に尽力いたします。まずは弊社営業担当までご相談ください。迅速対応をお約束いたします。

貴社向けカスタマイズをどの程度実施するかによって、必要な準備期間は異なります。
「一般的な知識のインプットでいいからとにかくすぐやりたい！」ということでしたら、ご発注の１週間後の実施も可能な限り対応させていただきます。貴社のガイドラインを研修内に盛り込んだり、外国人社員の方向けに英訳したりといったカスタマイズをご希望の場合は、最低１カ月、なるべく２カ月以上の期間をいただき、お打ち合わせしながら準備を進めていきたいと考えます。

書類の整理整頓講座

というコンテンツがございます。このほか、
タイムマネジメント研修～仕事を効率的に進めるための時間管理を学ぶ（冊子教材・テスト付き）

もおすすめです。こういったパッケージ製品に加えて、カスタマイズｅラーニング制作や、ｅラーニング視聴のためのインフラ提供など、お客さまのお悩みに応じた多様なソリューションをご提供しております。ぜひお気軽にご相談ください。
人事サポートシステム「Ｌｅａｆ」をインフラとした動画教育

動画百貨店 カスタマイズ動画教材 制作サービス

全テーマ共通の、講師派遣と公開講座の違いはこちらにございます。
研修ってどうやるの？

整理力向上研修につきましては、受講対象者によって使い分けていただけます。

部署単位での研修として企画されている場合には講師派遣がおすすめです。自社の整理ルールの策定やルールの浸透を主軸に置いて、部署で実際に起きている整理整頓や業務効率低下に関する問題を取り上げ、研修の中で解決の方向性を決定することができるためです。また、部署全員が研修で学んだことを実践することで、目に見えて改善の効果を感じていただくことが可能です。
講師派遣はカスタマイズ可能ですので、タイムマネジメントや業務改善といったテーマをお客さまのご要望に応じて強調して実施するケースも多くあります。

あくまで「一般的に職場で起こりがちな問題」として知識の習得がねらいであれば、公開講座もおすすめです。様々な企業の方が参加されるため、それぞれの整理ルールなどを共有して自社に取り入れたい部分や、「ムダ」を明確にすることも可能です。また、公開講座のほうがリーズナブルにご受講いただける可能性が高いです。

■公開講座　整理職向上研修　プログラム例
整理力向上研修～生産性の高い職場環境を作る

職場環境の改善・活性化研修～５Ｓ活用編

その他、全社員対象に、１日で短時間研修を複数回行いたい、というような時間の面でのご要望により、講師派遣で実施されるお客さまもいらっしゃいます。

大変申し訳ございませんが、研修の録音・録画・写真撮影は原則お断りしています。
研修内容の周知を希望される場合には、動画教育（ｅラーニング）商品をご案内します。標準的な内容を盛り込んだ「パッケージ型」から、貴組織独自の映像を織り交ぜるなど研修と同じく柔軟な「カスタマイズ型」まで、ご要望に合わせて提供いたします。ぜひご検討ください。

動画教材（ｅラーニング）について

もちろん可能でございます。
整理力向上研修は英語版テキストでの実施実績がございます。また、中国語版テキストもございます。
語学堪能な講師を選定し、円滑な研修を実施させていただきます。その他の言語を使用した研修につきましても、まずはお気軽にご相談ください。お力になれるよう、尽力いたします。

はい、承っております。
インソースでは事務局の設置支援、経営陣と事務局の意思統一支援、現場で活動するメンバーへの教育等、すべてのプロセスにおいて適切な支援を行っております。 具体的には改善計画策定、改善マニュアル作成、現場改善担当者研修、経営陣向け業務改善研修などを実施しております。是非、業務改善についてご検討の際にはインソースにご相談下さい。

業務改善コンサルティング

また、業務改善だけでなく、生産性向上のための「働き方改革コンサルティング」も行っております。こちらもぜひご検討ください。

働き方改革達成支援コンサルティング