シティプロモーションを成功させる4つのポイント
シティプロモーションって難しそう......。そんな風にお悩みの担当者の方は多いのではないのでしょうか。
そこで、シティプロモーションに成功している地域の4つの共通点をご紹介いたします。
1.地域を活性化する共通の「ブランドコンセプト」があること
地域共通の「ブランドコンセプト」に基づいた、「コト」「モノ」「バ」「ワダイ」を作り、集積させることで、地域ブランドが形成され、地域活性化へと繋がっていきます。
2.地域の資源を魅力的なものにする担い手がいること
「ブランドコンセプト」に基づき、地域の資源を活かした観光スポットや商品などを創り、発信するという担い手がいることが大切です。情報の受け手だけではなく、発信者(担い手)自身も改めて地域の魅力を知ることができ、地域への愛着が深まります。
3.地域活性化のための官民協働チームがあること
コアな人材がつながっているだけでなく、よりよいまちづくりに参加したい人に広く門戸が開かれていることで、地域全体が一体となって協力し合えます。
4.計画的な市内外プロモーションをしていること
オウンドメディア、ニュース型メディア、広告出稿型メディア、ソーシャルメディア等の特性を踏まえ、うまく活用することが大切です。地域に形成されたブランドを市内外に対して適切に発信することで、効率的かつ効果的なブランドアピールが可能になります。
シティープロモーションの流れ
1.ブランドコンセプトの作成
シティプロモーションは、「自地域ならではの魅力とは何か?」を地域全体で考えることから始まります。それを踏まえ、魅力を活かしたまちづくりや地域ブランドの可能性を検討し、ブランドコンセプトを作成していきます。
2.PR戦略の計画
外部環境分析(トレンドリサーチ、広域観光客数分析など)と内部環境分析(人口動態、観光客推移、住民満足度調査)を行い、地域の現状把握と問題発見を行います。そこからブランドコンセプトに基づいた地域の活性化戦略とともに、地域ブランドのPRにむけた年間での戦略を計画します。
3.地域ブランドのPR
地域ブランドを市内外に発信していきます。その際、メディア特性を踏まえ、費用対効果の高い組み合わせを考えていきます。
4.効果検証
シティプロモーションの活動の基本はPDCAサイクルを回していくことです。年間を振り返り、戦略に対する効果検証を行います。それを踏まえて次年度計画に反映します。
シティプロモーションは住民を巻き込むとうまくいく!
住民が主体となって推進するシティプロモーションは住民の幸福度向上というシティプロモーションの最終ゴールにアプローチしやすくなるのでおすすめです。