新人研修会場選びの大原則とこっそり教えるポイント

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大原則：【できる限り早く会場を押さえる】

当たり前のことかもしれませんが、新入社員研修の会場は、できる限り早く押さえましょう。値段が安く、環境も良い自治体の公共施設は、早くから予約が入ります。１年くらい前から、会場を押さえても早すぎることはありません。
とはいえ、現在、研修会場でお困りの担当者の方もいらっしゃると思います。そんな時に、大助かりな研修会場の「穴場」をお教えします。

【その１】自社の部屋の有効活用
「灯台下暗し」ということもあります。社内およびグループ会社などの施設が使えるかもしれません。担当部門の方に聞いてみて下さい。自社関連の施設を使えれば、コストも抑えられます。

【その２】不動産会社の物件
例えば、移転直後の事務所や、不動産会社の手持ち物件など、１ヶ月間だけ空き室を借りることができる物件があります。その中には、研修会場として使用できるものも少なくありません （これは本当に「穴場」です）。近くに、不動産会社があれば、聞いてみてはいかがでしょうか。

【その３】民間の研修室の斡旋業者に問い合わせる
それでもだめならば、最終手段として、研修室を紹介している会社に問い合わせてみましょう。

立地条件

新入社員は、勤務日数が一番短くても、好奇心に満ち溢れているため、会社への関心は最も高いです。ここで会場費を削り過ぎて、あまり良くない環境で研修をすると、新入社員の愛社心やモチベーションにも影響しかねません。また、新入社員に安心して学べる環境を提供すれば、新人たちの将来に期待をしている経営陣も安心するでしょう。

良い立地の研修会場とは

【１．自社に近いこと】
新入社員の負担にならないよう、自社から遠い会場はなるべく避けましょう。また、研修の雰囲気を気軽にのぞくことができる、という観点からも、「自社に近い」に越したことはありません。

【２．周辺環境が研修に適した地域】
新入社員が遊び気分にならないように、繁華街などに近くない会場の方が良いでしょう。まれですが、新入社員研修の時期に、研修が終わった後、近くの繁華街に遊びに行き、酔って暴れて問題を起こしたという話も聞いたことがあります。

【３．設備ができる限りきれいなこと】
あとは、もちろん、研修効率を左右する机やＰＣなどの設備ができるだけ整っているところを選びます。周辺地域への気配りも忘れてはなりません。人の出入りが増えることで、
研修会場周辺にご迷惑をかけることもあります。場合によっては、 「いつからいつまで、研修を行います。ご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします」というように、会場近くのお店や会社などに、挨拶をしておいた方がよいでしょう。