節分(2月3日頃)

◆基本1

もともとは季節の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前の日を言います。現在では春だけが行事として残っています。
豆をまいて、除災(じょさい)招福(しょうふく)を願います。豆まきは本来はその家の主人や年男が行うものとされています。
正式な豆まきは、豆を枡に入れ、日中は神棚に備え、夜にまきます。玄関から順に、まず扉を開け「鬼は外」と2度、すぐに閉めて「福は内」と2度まきます。

◆基本2

「鬼は外」の「鬼」は邪悪なものの意味です。鬼よけのおまじないは地方によってさまざまで、ひいらぎやたまねぎなどを用いることもあります。
節分の豆を福豆といいます。豆まきの後、年の数かひとつ多く食べます。高齢の方は、年の数の豆にお茶を注いで福茶として頂きます。