働く人の健康対策 ~企業の労働者に対する安全配慮義務
現代においては、企業の社会的責任(CSR)の観点からも、職場環境を整え、「働く人の健康対策」をとることが求められており、それは企業イメージの向上へと繋がります。
企業における「働く人の健康対策」におけるゴールは、精神疾患などの「病気の治療」ではありません。
従業員一人ひとりが、心身ともに健全に仕事ができる環境(残業時間の削減など)を会社が構築することです。
誰もが持っている、メンタル不調となる可能性
労働安全衛生調査(平成27年/厚生労働省)によると、「現在の仕事や職業生活に関することで、
強いストレスとなっていると感じる事柄がある」労働者の割合は、55.7%となっています。
つまり、労働者の50%以上の人が何らかのストレスを抱えながら仕事をしているのが現状です。
過重労働等を解消することももちろん必要ですが、それだけではなく、
上司や同僚、家族へ相談するなど「ストレス緩和」ができなければ、
ボディーブローのようにストレスが徐々に蓄積されるため、誰もが「メンタル不調」を起こす可能性があります。
また、メンタル面等の理由での休職者1人あたりに追加的にかかるコストは、422万円に上ります
(内閣府「企業が仕事と生活の調和に取り組むメリット」より)。
さらに復職後も、メンタル不調を再発する可能性が高いと言われています。
インソースのヘルスマネジメントサービス
当社では、官公庁で多数の導入実績のある「ストレスチェック支援サービス」を中心に、 年間1万人以上の方(2015年10月~2016年9月)にご受講いただいているセルフケアや ラインケアなどの「メンタルヘルス研修」、「産業医の紹介サービス」、限られた時間でも眠りの質を高める 「睡眠研修」など、企業がヘルスマネジメントを実践するうえで必要となるサービスをトータルで取り揃えております。
ぜひ、「インソースグループフォーラム2017」にお越しください。
インソースグループフォーラム2017」では、このような流れを受け、組織として、また個人として、
今後どのようにヘルスマネジメントの実践を通じ、「働き方改革」を実践していけばよいのかを具体的にお伝えいたします。
本グループフォーラムがみなさまの「健康経営」や「働き方改革」の一助になれば、幸いです。