「年中行事・イベントの知識」が接客の武器に!~物販店編~
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年中行事やイベントの知識は、提案力・会話力を向上させる
一年の間には、お正月やお盆、クリスマス、バレンタインなどの一般的な年中行事のほか、個人のライフイベントとしてはひなまつりや端午の節句、入学式や卒業式、冠婚葬祭などがありますね。
年中行事やイベントは、準備や贈答品の購入など、消費を促す大きなきっかけのひとつです。
代表的な年中行事・イベントの知識を身につけておくと、
お客さまとの会話もはずみ、よりよい提案ができるようになります。
また、そのいわれや、地域ごとの風習なども「マメ知識」として知っておくと、お客さまとの会話や提案にさらに磨きがかかります。(場合に応じての)お祝い品にかける一般的な金額、近年好まれる贈答品の傾向など、お客さまにとって参考になる具体的な情報も調べて知っておくと、なおよいです。
「そうなんだ!」と言わせる、役立つ参考情報をお伝えしよう
お客さまのなかには、たとえばライフイベントに際して贈りものを選ぶとき、
「どうすべきかよくわからないけれど、準備をしなければいけなくなってしまった」
「一般的なマナーは? どうするのが妥当なの?」といった、不安や疑問を抱いている方もいらっしゃいます。
そんなとき、店としての立場から知識を活かしたアドバイスとサポートができれば、押し付けがましくない販促にもなり、お客さまにもいっそうご満足いただけるはずです。信頼感を抱いていただける接客を目指しましょう!
【補足】店内ディスプレイで「季節感」を演出してみよう
たとえば春なら桜、夏なら風鈴やスイカなど、その季節ならではの「旬のもの」を見かけると心浮かれる!という方もいらっしゃるのでは?
店舗の方針にもよりますが、季節や年中行事にあわせて、ぜひ店内ディスプレイなどにもひと工夫を凝らしてみましょう。季節商品などを扱っている場合は、会話のきっかけになったりと、販促の後押しにもなります。「季節感」を楽しめる店内ディスプレイは、従業員にとっても、モチベーション向上に効果を発揮します。
たとえば、季節感のある小さな置きものをレジ横にさりげなく置いてみるなど、ほんの小さな工夫でも効果的です。
お客さまの「来店のたのしみ」を、積極的につくっていきましょう。