ご年配のお客さまの応対では、「身体への気づかい」を第一に
ご年配のお客さまには、耳が遠い方、足腰が弱い方などもいらっしゃいます。
応対のときに第一に考えるべきことは、「お身体への気づかい」です。
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足腰の弱いお客さまへの気づかい
足腰が曲がっていたり、杖をついて歩いたりしているお客さまがいらっしゃいますね。そういった方には、お休みいただく椅子を準備したり、お買い物の間、大きな荷物をお預かりしたりしましょう。
ただし、お荷物をお預かりするときは、後のトラブルを避けるために、お客さまには必ずお預かりするお荷物を確認していただくのを忘れずに。もちろん、破損・紛失などがないよう管理には十分に気をつけます。
お話をするときの気づかい
お客さまの話すスピードに合わせて、ゆっくりとお話します。
お耳が遠いらしい方には、大きな声ではっきりと、言葉を区切りながらお話します。このとき、お顔をしっかり見ること、必要以上に口を大きく開けて話すことがコツです。
商品説明などの際は、できるだけ外来語や専門用語の使用を控え、わかりやすさを重視しましょう。
どんな気づかいが必要かは人それぞれ......
注意しておきたいのは、お客さまの中には「年寄り扱いをしている」と、度の越えた気づかいを嫌う方もいらっしゃる......ということです。お客さまのご意向を第一に尊重しながら、臨機応変に応対しましょう。