本のタイトル決め裏話〈制作裏話〉
本のタイトル決め裏話
とうとう、営業本のタイトルが決まりました。
『内気でも活躍できる営業の基本 ~研修会社インソース新卒3年目・中島が伝える営業の頑張り方』です。
最後まで2択で悩んだ
最後まで悩んだのが、『内気な営業本』にするか、『内気でも活躍できる営業の基本』にするか、という2択でした。
前者の方がインパクトがあるし、言いやすく、覚えやすいです。でもパッと見、何が書いてあるのかがわかりにくいというデメリットがあります。一方で何が書いてあるのかよくわからないからこそ、本を手に取ってくれる人が多くなるのでは?という意見もありました。
後者の方は、「マイナス思考過ぎて、よっぽど自分が『内気』だと思っている人しか手に取らないのではないか」という意見がありました。一方で、何が書いてあるかわかるし、本の内容を良く表しているのではないか、という意見がありました。(ちなみに発案者は社長です。出版社の方・デザイナーの方・社長・上司・中島とのミーティングの中で、社長がぽろっと言った言葉でした。)
タイトル付けのポイント(仮説)
私が念頭に置いていたタイトル付けの仮説が以下の通りです。
・本のタイトルに読み手の「願望」が入っていると、魅力的に見える
・パッと見、言葉はかっこよくても何の本かイメージできないと、見逃されてしまう
・あまり長すぎると見えなくなる(amazonでは、20文字以降は省略されてしまうことが多々ある)ので、できるだけ頭に大事なことを持ってくる
本に対する思いが決め手に。
最後に決め手となったのは、「こうなったらいいな」という、本に対する思いでした。
・「内気な人が実践してうまくいった」というだけで、書いてあることは内気でなくても大事なこと、というのを伝えたい
・内気な本人はもちろんだが、内気な部下を持ちどう育てたら良いかわからない上司、先輩の方にも手に取ってもらえるようにしたい
・会社の本棚やデスクにさりげなく入れておける本にしたい
タイトル、確定
そして社内の色々な人に相談してみて考えた結果、『内気でも活躍できる営業の基本 ~研修会社インソース新卒3年目・中島が伝える営業の頑張り方』に決まりました。実際、どのくらいの方が手に取ってくださるかわかりませんが、上記のような思いが伝わったら良いなと思っています。
つづく
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