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５年前から新卒採用をはじめたのですが、育成計画も特になかったため、当初予想していたよりも若手が成長できていないという声が現場から聞かれます。
そこで、若手の早期即戦力化のため何か取り組みを始めたいのですが、若手の課題が何か把握できていません。効果的な取り組みをするためにはどうしたらよろしいでしょうか。
若手の成長スピードが早まる取り組みはありますか。
インソース担当者から
この度はお問合せいただき誠にありがとうございます。
時代とともに、若手の傾向はどんどん変わってきています。
若手の課題に合わせて、育成方法を柔軟に変えていくことで、スピード感のある若手育成が可能となります。
以下３ステップで育成することをおすすめいたします。
■ステップ１ 年次ごとのゴールの明確化
課題を抽出するたに重要になるのが、若手の各年次ごとのゴールを明確にすることです。
目指すべき理想像を明確にすることで、現在地とのギャップ、つまり課題を抽出できます。
弊社では、「５年間で確実に、新人をリーダーに育てる」というテーマで、
若手の各年次ごとのゴールを今の時代に合わせて定義しております。
■ステップ２ 課題の明確化
目指すべきゴールが明確になっていたとしても、若手の現在地を正確に把握できなければ、
課題を抽出することは難しいです。現場の指導者にヒアリングをするのも一つの手ですが、尺度が統一されていない場合、
課題の抽出があいまいになってしまう可能性があります。
そこで、こちらのアセスメントサービスで若手社員の現状を正確に分析し、課題の抽出をしていただくのはいかがでしょうか。
「階層別テスト」では、当社がこれまで実施してきた研修・コンサルティング・アセスメント等に基づき、
若手社員に求められるスキルを洗い出しました。
そのうえで、洗い出したスキルに関して、ビジネス場面で必要な「知識」を問うとともに、
ケーススタディなどを通じてそれを「活用できる力（活用力）」を有しているかどうかを測定します。
測定は、７つのカテゴリで行います。カテゴリ一覧は次の通りです。
- ①ビジネス基礎
- ②ビジネスマインド
- ③業務遂行力
- ④論理的思考力
- ⑤コミュニケーション力
- ⑥リーダーシップ力
- ⑦社会常識
■ステップ３ 課題に対する研修の実施
カテゴリごとに研修がございますので、明確になった課題にピンポイントで研修を実施していただくことが可能です。
各カテゴリごとの研修で特にお客さまからご相談いただくことの多いテーマの一例をご参考までにご紹介いたします。
③業務遂行力
働き方改革が叫ばれる昨今、若手にも限られた時間の中で、生産性を向上させることが求められています。
業務遂行力として代表的なものは、タイムマネジメントです。
▼【公開講座】タイムマネジメント研修～仕事を効率的に進めるための時間管理を学ぶ
タイムマネジメントは、自分の仕事のやり方を振り返り、改善していくだけで、大きく変わります。
そのうえで、時間管理の方法や業務の効率的な処理方法を学ぶことで業務遂行力をさらに伸ばすことが可能です。
④論理的思考力
最近の若手の傾向として、言われた事は確実に行うが、自分で考えて行動することが少なくなっている、と言われています。
言われたことに素直に従い、真面目に遂行する姿勢は素晴らしいですが、その反面、失敗を恐れて主体的な行動を起こさないところは、
自身の成長する機会の損失になっています。要因としては、インターネットやＳＮＳで答えを検索することに慣れ、
自分自身で考える習慣が薄くなっていることが挙げられます。
▼【公開講座】（若手向け）ロジカルシンキング研修～情報を整理し、結論を導
ロジカルシンキングのフレームワークを使い、現場で実際に起こり得るケースを事例に「いつ・どのように考えるべきなのか」
を理解していただきます。研修を受講した翌日から、新人・若手がスムーズに行動できる考え方を鍛えます。
⑥リーダーシップ力
若手の即戦力化のために、早いうちから自分のことは当たり前にこなし、
組織としての生産性向上に貢献する意識を醸成することはとても重要です。
現場の新人や後輩のＯＪＴ指導者を担ってもらうことで、管理職の視点を学ぶことができます。
▼【公開講座】ＯＪＴ指導者研修～新人・後輩指導の基本スキル習得編
の真の目的は、“自分で考えて動ける”自立した人材を育成することです。
その育成にあたり、重要な３つの要素（「事前準備」「育成計画」「指導」）を学んでいただきます。
まとめ
若手の課題は会社様によって様々です。課題を明確にすることで、より効果の高い研修を実施することができ、若手の成長を加速させることが可能です。
弊社には、様々なお悩みに合わせて豊富な研修のラインナップがございます。
若手の即戦力化のために、弊社がその一助となれば幸いです。ぜひご検討ください。
