自分が何を工夫しているのかわからない〈制作裏話〉
「自分が工夫していることを書いて」
~自分が何を工夫しているのかわからない
想定読者も内容もまったくないまま作り始めた
皆さんもうおわかりだと思いますが、この本は、想定読者も内容もまったくないまま作り始めたのです。最初から読者を決めてしまわないほうがいい、という社長の方針です。そういうもんなのでしょうか?本作り経験者の先輩(小林)に聞きますと、「まず最初に目次を決めてそれを踏まえて書き進めるのがビジネス本の一般的なやり方」とのことなので、今回は異色だったのかもしれません。
「自分が工夫していることを書いて」
私が通して社長からいわれていたのは、下の2つ。
・私が営業でしていることを書くこと(工夫や体験など)
・他の営業本は見ないこと
もはやイメージは社長の頭の中にしかないので、私は言われたとおりに、自分が思いつく工夫や、悩んだことなどを書いていきました。
自分が何を工夫しているのか、わからない
でもそこでつまづいたのは、
「自分が何を工夫しているのか、わからない」
ということ。
もしかしたら工夫しているのかもしれませんが、自分が普通に実践していることなので、どこからどこまでが工夫していることなのかわからないのです。
社長との会話の中から探って書いた
大体は、社長と話をして、例えば
社長「商談で伝えたいことが伝えられなかったときはどうするの?」
中島「メールで送るようにしています」
社長「それ面白いじゃん」
という雑談の中から、「面白いらしい」ということを書いていきました。
つづく
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