クラウドサービスだけで年間5,556千円も削減!~自身が詳しくない分野でもコストダウンする
こんにちは、インソースのコストダウンプロジェクトの総責任者です。
前回、「インソースにはコストダウンの余地は少ないかも知れないと予想していた」と書きましたが、それは見事に裏切られました。
なにせ、社長から「すぐにやろう!」と言われたクラウドサービスの見直しだけで、月間で約463千円、年間にすると5,556千円のコストを削れることが分かったのです。
クラウドサービス利用についてムダな出費が発生していた理由は以下の通りです。
・社内の複数部署で共同利用している部分が、管理者不在になっていた。
・共同利用部分の費用をどう配分するのかのルールが不在だった。
・自部署のコストであるという意識を、誰一人として持っていなかった。
中には終了したサービスに対して容量が割り当てっぱなしになっているなど、文字通り「ムダな支出」が出ている状態でした。
本件はすでに社長から、システム担当部署に対して、改善の指示を出していました。
ただ、システム担当部署としては、ブラックボックスになっている部分を解きほぐして費用負担のロジックを作ったり、 各部に費用負担の分担を言い渡したりなどは、正直、とても骨の折れる仕事であり、なかなかうまく進んでいませんでした。
そこを、私としてはシステム担当部署に、「まずは、いま要らないものに容量を使っていないかどうかを確認してみたら?」 「最終的に決めの問題になると思うから、難しそうな場面は同席する」など励まし、ルールができるまでを根気強く見守りました。
私はシステムには明るくないので、クラウドサービス見直しを主導したのはシステム担当部署です。 私がコストダウン担当として少しでも役に立ったとすると、根気強く(しつこく)、ルールができるまで状況を確認して、励ましたということだけです。
自身が詳しくないことについてのコストダウンは、今後もこのようにやっていくしかなさそうです。
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