新卒採用が成功するサイト制作【3】掲載すべき内容例!
前回、新卒採用サイト制作の段取りについての話をしましたが、今回は就活生が求めている採用サイトに掲載すべきコンテンツをご紹介していきます。
- 目次
①募集要項(募集内容)
新卒、中途に関係なく、募集要項は欠かせないコンテンツになります。就業に関連する内容も忘れずに記載をしておきましょう。
具体的には、募集要項には以下を具体的に記載します。
- ・募集職種
- ・給与
- ・休日
- ・勤務時間
- ・福利厚生
②企業のビジョン、ミッション、パーパス
ビジョンは、企業が理想とし目指す状態である「where」を定義します。
ミッションは、目指す状態に向けて何を行うべきかの方向性である「what」を定義します。
パーパスは、「なぜ社会に存在するのか」という意義を問う「why」を可視化したものです。
ビジョンやミッション、パーパスをメッセージとして就活生に届けることで、「自社が何を目指していて、近い将来どうなりたいのか」「自社がどんな価値を提供できるのか」、「なぜ社会に存在するのか」が明確になり、会社の価値観に共感した就活生(求職者)からの応募が増えます。
③事業内容
事業内容は、就活生(求職者)が気にかける項目なので、採用サイトでは、会社サイト(コーポレートサイト)よりも具体的に記載することをおすすめします。事業内容や事業などプロジェクトの規模感、直近の取り組み事例や制作実績などお客様の声を載せると、就活生が興味・関心を抱くため企業理解促進につながります。
④代表者のメッセージ
ビジョンや採用に対する想いや情熱など、就活生(求職者)に伝えるには、創業者など代表者からのメッセージは効果的です。会社の代表自らが、自らの言葉で会社や採用に対する想い・ビジョンを語ると、就活生にも分かりやすく、説得力があるため腹落ちしやすいです。代表からのメッセージに共感した就活生は、興味・関心を示し、エントリーならびに入社意欲が高まることでしょう。
⑤先輩社員の声
就活生(求職者)が、自分が働く姿をイメージできるよう、先輩社員からのリアルな声を掲載しましょう。複数の職種を募集している場合は、職種ごとに先輩社員を紹介します。結婚や出産後の働きやすさをアピールする場合には、時短で働く社員の声や、一日のスケジュールを掲載するのも効果的です。先輩社員も就活生から年次の近い3年目までなどイメージしやすい年次で掲載することをおすすめします。
⑥入社後のキャリアビジョン
就活生(求職者)が入社後のキャリアビジョンを明確にできるよう、●年目でどのように成長できるのか、●年目でどんなキャリアを歩めるのか、などが分かる先輩社員で具体的なキャリアパスを複数名掲載しましょう。キャリアパスは就活生(求職者)がエントリーをするかどうか決める上で、大変重要なポイントになりますので忘れずにコンテンツをつくることをおすすめします。
⑦教育体制
自身が成長できる環境が整備されているかどうかは、就活生にとって重要です。教育体系や研修制度について、詳しく記載されたイラストや表などを分かりやすく作成して掲載しましょう。就活生が目指すキャリアパスを実現するためにも、研修制度は重要なポイントの一つになります。
※就活生が、イメージができ欲しい情報は5年目ぐらいまでの教育体制なので、新卒採用サイトに関しては、5年目ぐらいまでの教育制度に特化しても良いでしょう。
⑧福利厚生
福利厚生で就活生が良く見る部分として、家賃補助、宿泊施設やフィットネスクラブなどの利用割引、保養や療養施設の有無といった福利厚生サービスを利用しているかどうかなどを気にしています。準備があるサービスはすべて記載しましょう。
⑨会社概要
自社の雰囲気と事業の概要を知ってもらうために記載しましょう。
基本的に自社サイトと同じ情報で構わないのですが、就活生に合わせて興味・関心を示すような取り組みや画像イメージを就活生にあわせてコンテンツを追加すると、より効果的です。
⑩選考の流れ
募集要項で求人に興味を持ってくれた就活生が、応募から入社するまでのプロセスをイラストも交えて分かりやすく記載しておきましょう。
⑪よくある質問
過去の会社説明会で就活生から質問されることが多い内容を予め掲載しておきます。直接説明会の場で質問がしづらい内容でも、よくある質問に掲載されていれば、不安や疑問を解消した上でエントリーができます。よくある質問に記載がない、新たな質問も会社説明会で出てくることでしょう。
⑫ライバル会社と差別化するためのコンテンツ
今までの情報は就活生(求職者)が求めている情報ですが、就活生は必ず競合他社と比較検討を行い、エントリーするかどうかを判断します。ライバルと差別化できるコンテンツを掲載しましょう。そのためにはライバル会社のコンテンツを定期的に確認して、就活生に向けて差別化ができて、興味・関心を抱いてもらえるよう貴社オリジナルのコンテンツを追加しましょう。
詳しくは、採用サイト制作サービスをご覧ください。