本コースはKeycloakを利用して分散アプリケーションの認証・認可を実現するための方法について基礎知識やポイントを体系的にわかりやすくご紹介します。 認証・認可の実装について悩んでいるWebアプリケーション開発者の方々におすすめのコースです。 近年のアプリケーション開発において、シングル・ページ・アプリケーションやWeb API、さらにはマイクロサービスなど、Webテクノロジーにもとづく分散システムが主流になっています。 そのような状況の中、アプリケーション・セキュリティの要といえる認証・認可についても分散システムへの対応が求められるようになりました。 本コースは、オープン・ソースのIdentity and Access Management(IAM)ミドルウェアであるKeycloakを利用した分散アプリケーションの認証・認可の実装方法について学習していただくためのコースです。 コース中では、分散Webシステムの認証・認可の標準規格であるOAuth/OpenID Connectの解説をはじめとし、Keycloakの機能や構成方法についてハンズオン形式の演習を交えながら学習します。 また、JavaScript(Vue.js)によるシングル・ページ・アプリケーションやJava(Spring Boot)によるWebアプリケーション/Webサービスにおける認証・認可の実装方法についても紹介します。(他言語や他フレームワークで開発されている方にも参考にしていただけます) Webアプリケーション開発者の方々はもちろんのこと、Keycloakの導入を検討されている方、興味を持っている方についてもおすすめのコースなので、ぜひこの機会にご受講ください。 なお、本コースではSAML(Security Assertion Markup Language)に関する内容は扱っていませんのでご了承ください。