【公開講座】アセンブラー言語演習 ~実機演習で学ぶプログラム保守とダンプ解析~

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コース概要

10進演算やマクロ命令の作成、z/OSアセンブラー・サービスやDFSMSdfpのアクセス方式ルーチンの使い方など、実務的なプログラムに求められるアセンブラー・プログラミングの実用知識とアセンブラー・プログラムの問題判別に必要なデバッグやダンプ解析方法を習得するコースです。 当コースでは、共通知識としてのz/OSアセンブラー・プログラミングと、受講者の実務に合わせて選択可能な応用演習(新規プログラムの作成、既存プログラムの保守、ダンプの解析)で構成されています。実機演習を通じてアセンブラー・プログラミングや問題判別の基本技術を習得できます。 対象者として以下の様な方を想定しています。 ・アセンブラー言語で書かれたアプリケーション・プログラムやシステム出口ルーチン等の保守に携わるプログラマーなど、既存のアセンブラー・プログラムを修正する方や新規のアセンブラー・プログラムを作成する方 ・テクニカルサポート部門などで初期トラブル調査としてダンプ解析などを行う方 ・その他、z/OSの内部構造をより深く理解したい方(z/OS全般の機能について解説された「z/OSの構成と機能」コースにおける座学知識をより実践的に深めることができます)

到達目標

当コースを修了した時点で、次のことができることを目標とします。 1.基本的なz/OSのマクロ命令とアクセス方式を理解し、実際の業務プログラムを保守できる(実用的なプログラムを書ける)ようになる。 2.アセンブラー言語で書かれているアプリケーション・プログラムやオペレーティング・システムの出口ルーチン等を保守するための基本的なデバッグ方法を習得する。 3.ソフトウェア・トラブル等で出力されたABENDダンプやSVCダンプを解析するための基礎知識を習得する。 4.講義内容に関する機械実習課題のプログラムの誤り箇所を修正し、正しく動くことを確認する、あるいはソース・プログラムがなくてもダンプからエラー発生時のプログラムの状況や誤り箇所や理由を特定できるようになる。

対象者

上記概要をご覧ください

主催団体

本コースは、株式会社アイ・ラーニングが主催しております。

研修カリキュラム

●1日目 ・アセンブラー・プログラムのデバッグ ・z/OS MVSアセンブラー・サービス ●2日目 ・z/OS MVSアセンブラー・サービス(続き) ・順次データ・セットのアクセス ・10進演算とデータ編集 ・マクロ命令と条件付きアセンブリー ・ダンプ解析のための機械語コード解読(※選択者のみ) ・MVSアセンブラーサービス・インターフェース概説(※選択者のみ) ●3日目 ・VSAMデータ・セットのアクセス ・31ビット・アドレッシング ・IPCS基本操作(※選択者のみ) ・総合機械演習 ●4日目 ・マルチ・タスクとリエントラント・プログラム ・z/OSがプログラムを実行する仕組み ・ダンプ解析演習(※全員) (MVSのコントロール・ブロック内容からプログラムがどのようなエラーを起こしていたかを解析する実習) ※選択者のみと示された項目は、ダンプ解析演習を選択された方向けのMVS問題判別技術に関連する内容で、プログラミング(保守または作成)演習時間を利用しての解説です。

前提知識

当コースは「アセンブラー言語入門」(DA045)の後続コースです。入門コースに含まれる内容は重複して解説されません。以下に前提となるアセンブラー・プログラムとz/OSやメインフレーム・コンピューターに関する知識について示します。 ◆前提となるアセンブラー言語とプログラミングに関する知識(当コースでは説明しません) ・コンピュータで扱われるデータの形式の違い 2進数、10進数、16進数の違いと相互変換の計算法(16進電卓の使用可)、パック10進数、ゾーン10進数の形式の意味と両者の使い分け方、ビット、バイト、ワードの意味 ・IBM zアーキテクチャーに関する基礎知識 CPU、PSWと汎用レジスターの機能、仮想記憶とアドレッシング(ベース・アドレスと変位)、命令の種類と形式、割込みの種類とその意味など ・アセンブラー言語の基礎知識 構文、記述法、基本的なアセンブラー命令(CSECT、USING、EQUなど)の使い方、 ・基本的な機械命令の使い方とデータの定義方法 レジスターの操作、比較処理と条件分岐、ループの制御、文字と文字列の処理、整数演算、ビット操作と論理演算 以下に示す命令については実際にその機能や動きについて理解している必要がありますL/ST、LH/STH、LR/LTR、LA、LM/STM命令 C/CH/CR、CLI/CLC、BC/BCR、拡張簡略命令(B、BE、BNE、BZ、BNZなど)、BAL/BALR(BAS/BASR)、BCT/BCTR命令 MVI/MVC/MCVL、IC/ICM、STC/STCM、CVB/CVD、PACK/UNPK、EX命令 A/AH/AR、S/SH/SR、M/MH/MR、D/DR命令 NI/OI/XI、TM、SLL/SRL命令 DC/DS命令など ・プログラムの連係方法 z/OSリンケージ規約、レジスター保管域の意味と使い方、プログラムの冒頭と終了時の処理、外部ルーチンの呼び出し手順など ◆前提知識を満たすための関連コース 1.情報処理の基礎知識を習得するための研修として「まるわかり情報システムの基礎」(GM021)があります。 2.「アセンブラー言語入門-zアーキテクチャー機械命令とアセンブラーの基礎-」(DA045)の受講していること。または「アセンブラー言語-自習方式」(24010)かAssemblerの基礎-CD-ROMコース(6HA10)を修了しているか前述の前提知識を有すること。 3.z/OSに関して一般的な範囲内の知識を有し、ISPFとSDSFの基本的な操作ができること(本コースでは実機を使用した機械演習を行います)。関連する研修として「z/OSベーシック」(ES056)、「TSO(ISPF)のオペレーション入門」(ES476)、「z/OS JCL基礎演習」(ES105)、「z/OSの構成と機能」(ES207)などがあります。 前提知識があるかどうかを確認したい方や前提コースの習得度合いをテストしたい方は、スキル・アセスメント・テストを実施してみてください。解答も用意しています。全問正解できれば前提条件を満たしています。 *解答中に記載されている参照テキストは「アセンブラー言語入門」(DA045)のテキストを示しています。 スキル・アセスメント・テスト 解答

留意事項・備考

【事前に必ず以下をご確認の上お申込みください】
*主催団体によりキャンセルポリシーが異なります。
*お申し込み後のキャンセルにつきましてはこちらをご確認ください。

*キャンセル期限までは無料にてキャンセルを承ります。
*キャンセル期限を過ぎた後は、受講料全額をキャンセル料として頂戴いたします。
*事前のお席の確保は原則承っておりません。
*お申込み内容は、翌営業日以降に確定いたします。
*お申込み後、満席などでご受講できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。満席の場合は、別途ご連絡申し上げます。

※受講に関する注意点※
進行の都合上、研修開始時間を過ぎてからのご参加はご遠慮いただいております。大変恐れ入りますが、研修開始時間までにご参加いただけていない場合、当日キャンセル扱いをさせていただく場合がございますのでご注意ください。

【受講者メールアドレスについて】 ・各クラスとも、電子テキストおよび受講のご案内を、受講者の方のメールアドレス宛てに送付させていただきます。 ・お申し込み時に受講者ご本人のメールアドレス入力が必須となります。 【テキスト】 ・各クラスとも、電子テキスト(PDF)を事前に配布いたします。 ご受講の際には、テキスト閲覧用デバイスをご用意いただくことをお薦めいたします。 ・印刷テキストをご希望の方にはお送りさせていただきます。ご希望の方は、お問合せください。 ・当コースは演習時などにテキストを参照する頻度が高いため、テキスト閲覧用デバイスをご用意いただくことが難しい場合は、印刷テキスト送付希望をお申し出ください。 【オンラインクラス】 オンラインクラスはZoomで提供いたします。 あらかじめミーティング用Zoomクライアントが導入されたパソコンをご準備ください。 Zoomクライアントが使えない環境の場合、Zoom Webクライアントでご受講いただけます。 オンラインクラス受講ガイド(Zoomでご受講の前に)およびオンラインクラス利用条件をご一読いただき、ご同意の上、お申し込みをお願いいたします。 【教室クラス】 開催当日は、教室に電子テキストをダウンロードしたPCをご持参ください。 研修会場では無線LANサービスを提供いたしますが、ご持参されたデバイスの接続を保証するものではありません。 教室クラス利用条件をご一読いただき、ご同意の上、お申し込みをお願いいたします。 【演習環境】 <演習環境事前確認について> ・当研修はインターネットを経由して、演習を行います。 ・事前に演習環境へのアクセスをお確かめください。  IBM製品研修演習環境接続 なお、演習にアクセスできる環境をご準備いただけない場合はお問い合わせください。 □オンラインクラスを受講される方へ  オンラインクラスでは演習で使用するPCをご用意していただく必要がございます。  演習用に109キーボード準拠のPC(必須)を1台、  さらに講義視聴用PC(タブレットでも可)を1台、合計2台あることが理想的です。 【その他】 □当コースは、IBM zアーキテクチャーのアセンブラー言語プログラムを対象としております。 2023年4月よりコースコードが変更になりました。(旧コースコード:DA053)

スケジュール

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■受講には、主催のアイ・ラーニング様が運営する受講管理システム「iLHub」を使用します。

【iLHub(アイエルハブ)とは】
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(お申込翌営業日)インソースがお客様のお申込を確認し、提供団体へ連携いたします
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ユーザー登録完了メールの送付

テキスト情報やZOOM情報などの取得には、受講管理システムiLHubを使用します。お申込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、お申込みの1~2営業日でシステムへのログイン情報をお送りいたします。

※研修主催の株式会社アイ・ラーニング様より直接、ユーザー登録完了メールが配信されます。
※お客様ご自身でiLHubにて別の研修にお申込みいただくことはできません。

STEP

3

研修の開催有無メールの送付

研修開始日の15日前(休日の場合は直近の営業日)に株式会社アイ・ラーニング様より開催確定もしくは中止のご連絡がメールにて配信されます。

STEP

4

詳細をご確認いただき受講開始

開催が確定した場合、開始日の2営業日前に株式会社アイ・ラーニング様より受講に必要な情報が記載されたメールが配信されます。お客様ご自身でもiLHubにてご確認いただけます。ZOOMミーティングIDを使用し、研修にご参加ください。

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お問い合わせのお客様0120-800-225

ホームページ:https://www.insource.co.jp

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