INTERVIEW01
営業本部 エンタープライズビジネスDiv.
部署名の「エンタープライズ」とは、ビジネスシーンでは「大企業」という意味で使われています。この名の通り、大企業を中心に営業活動を展開していて、従業員数で言うと1000人以上のお客さまを担当しています。メンバーは約5人で、全員がエース級の営業職だと自負しています。
今後もインソースのビジネス規模を大きくしていくには、大手企業のお客さまとのお取引の量を増やしていかなければなりません。そのため、大手企業をターゲットに研修やシステムをご提案するとともに、新しい研修コンテンツ開発のための情報を収集しています。
まず、私にとってのやりがいの定義は、努力に対する納得度と、それに対して充実しているかだと考えています。具体的に4つ挙げます。
1つ目は、会社の理念・方針に対するやりがいです。会社がどんどん大きくなり、様々な部署ができる中、会社で重要視されている部署のリーダーを務めています。それほど重要な任務をを任されているということが大きなやりがいです。
2つ目は、成長の実感です。世間一般ではまだまだ若手と呼ばれる34歳という歳で、億単位を稼ぐインソースの重要な部署を任されるという、重圧やプレッシャー・ハードルの高さを感じることもあります。しかし、もしも成功することができれば、さらに成長できるという気持ちをもっています。
3つ目は、人間関係です。優秀な部下に恵まれていて、周りのメンバーもよく助けてくれます。インソースは多様な人がいますが、社内の人はみんな優しいというのが共通していると思います。
4つ目は、報酬の面です。仕事のレベルに見合った給料をもらっているため、やりがいを感じています。
大企業への営業をするうえでの苦労は主に2つあります。
1つ目は、こちらから興味を持ってもらえるように動かなければいけないことです。大企業のお客さまは過去に一度も取引実績がないと、テレアポではまず担当者につないでもらえません。そのために、こちらから無料セミナーを開いた時に訪れた方に挨拶しに行ったり、電話を使用して営業をしなければなりません。まず、担当者と最初の接点を持つことが難しいんです。
2つ目は競争相手が多いことです。インソースの良さを知ってもらうため、積極的に無料セミナーを開いたり、自社の社長に会って欲しい!ということで役員クラスの方に打合せ同席をお願いしたり、といった工夫をしています。
私の個人的な意見ですが、基本的に仕事をしていて楽しいことはないと考えています。しかし、充実していることが大切だと思っています。お客さまの期待値・要望のレベルが高く、少ない人数で大きな目標を達成させなければならないため、その結果、部下にかなりの量の仕事をさせているのが現状です。しかし、そのような、困難な状況ににこそ、成長の機会があると考えています。そういった困難も、ある種の楽しみととらえます。苦しい所に身をおき、業務を行なっていく中で体験するささやかな成功体験が仕事の楽しみです。例えば目標を達成できた時や、会いたいと思っていたお客さまに念願かなって会うことができた時などは、とても嬉しいです。
目標の数字を達成して、会社に大きな利益を持っていくということを第一に考えています。また、一緒に働くメンバーを今後リーダーにするなど、色々な経験をさせてあげたいです。長所を活かして成果を上げることもマネージャーの仕事です。部下自身がなりたいと思っている姿に近づけられるように、手助けをしていきたいと思っています。
インタビュー後記
今回のインタビューの中で、「営業では自分ではなくお客さまのことを考えなければならない」というお話もいただきました。営業という仕事は、相手のことを考えるのではなく、自分のことを考え、営業をしている相手に好かれるような話し方をできるかが、とても重要といった印象だったのですが、実際はそうではありませんでした。営業のお仕事では、「お客さまのことを考える」ということを一番大切にして仕事を進めることが大切だとわかりました。