病院を取り巻く環境と管理職育成の実態
超高齢化社会となった日本において、医療に対する需要が高まっています。
しかし、その一方で診療報酬の引き下げや、慢性的な人手不足など、厳しい経営状況に置かれており、医療業界は「淘汰の時代」にあります。
このような状況下において各病院が生き残るためは、医療水準の向上や顧客満足を意識した改革が必要です。
しかし、経営に関する意思決定のほとんどを院長が一人で行っている病院が多いため、管理職のマネジメント力の向上が課題になっています。
●医療業界にフィットした管理職向け研修
当社では、一般的な管理職に求められるスキルの習得から病院経営に特化した内容まで、幅広く取り揃えています。
【派遣】病院経営を学ぶ研修(半日間)
【派遣】看護師長研修 ~部下の力を引き出す編(1日間)
▶段取り研修(管理職研修 管理者研修)のラインナップ
組織マネジメントの定着化支援の実例
当社では、ある医療法人において、管理職の組織マネジメント力向上を図るプロジェクトの支援をいたしました。
【第1ステップ】病院としての方針の明示 ~「どんな病院を目指すのか」
【第2ステップ】階層ごとの役割定義 ~スキルマップの作成と研修体系の構築
【第3ステップ】役割の周知と徹底 ~研修の実施とフォローアップ
【第4ステップ】人事諸制度の改定 ~複線型人事制度の構築
病院には「経営に携わるよりも、医療の専門職としての腕を磨くことに注力したい」と考えるスタッフもいるため、
管理職を目指すキャリアパスだけでなく、専門職としてのキャリアパスも必要です。
そこで第4ステップの「人事諸制度の改定」では、将来的に経営に参画することを目指す「マネジメント型専門職」と、
高度な専門技能を極めつつ次世代育成を担う「エキスパート型専門職」の2つのキャリアパスを用意し、
より病院の実態にマッチした複線型人事制度の構築を目指しました。
自分に合ったキャリアが選択できるようになれば、スタッフ一人ひとりが組織へ貢献する意識の向上にもつながります。
【派遣】研修体系構築研修 ~ワークショップ編(半日間)
【派遣】看護師向けキャリアデザイン研修 ~これからの働き方を整える編(2日間)
福祉業界における課題
超高齢化を背景に介護や福祉のニーズは高まる一方、過重労働や不規則な勤務体系の実態が人材の確保と定着を困難にしているため、慢性的な人材不足に陥っています。
【人材の確保・定着の困難化に対応】
限られた人員の中で高い成果を上げるためには、人材育成を通じた現場指導のサポートと、現場のチームワーク向上が重要です。
▶OJT(プリセプター)研修のラインナップ
運用可能な指導計画を作成し、周囲を巻き込んだ育成方法の習得を図ります。
▶コーチング研修のラインナップ
部下の自立心を促す指導スキルを身につけていただきます。
▶メンター(プリセプター)研修のラインナップ
先輩としての心構えを見直し、コミュニケーション能力のブラッシュアップを図ります。
【派遣】リーダーコミュニケーション研修
目標共有とスムーズな意思疎通に必要なコミュニケーションスキルの習得を図ります。
【職員一人ひとりのスキル・意識の底上げ】
情報の拡散速度が加速しており、利用者や関係取引先などへの不適切な対応がSNSなどを通じて一気に広がってしまう恐れがあります。
職員一人ひとりのスキル・意識の底上げとコンプライアンス厳守の体制づくりが求められています。
▶CS向上研修のラインナップ
多忙な業務で欠如しがちなCS意識を再認識したうえで、スキルの習得を図ります。
▶クレーム対応研修のラインナップ
発生したクレームを炎上させない、クレームの一次対応スキルを身につけていただきます。
▶コンプライアンス研修のラインナップ
個人情報など組織として守るべき事柄の重要性を再確認し、コンプライアンス違反を起こさない組織づくりを図ります。
【派遣】メンタルタフネス研修
ストレスの解消方法、付き合い方、職場でのフォロースキルの習得を目指します。