インソース新人の「Python研修」体験記 vol.1
はじめまして、Python学院プロジェクトメンバーの米と申します!
この度、株式会社インソースでは「Python学院」を立ち上げることになりました。
今回から複数回に分けて、「インソース新人のPython研修受講体験記シリーズ」として、弊社のPython研修を実際に受講した、弊社新人の声を紹介していきます。
まず紹介させていただくのは、弊社 池袋事業所の小濱さんです!
現在の仕事(小濱編)
私の現在の仕事は営業です。営業では日々、提案書や見積書など多くの場面で書類を作成することがあります。私がPython研修で学んだ業務の自動化は、現在の業務でも活かされています。
それは、「この業務をどう自動化しようか」と考えるようになった点です。
まだ自分自身では出来ていませんが、例えば、テレアポのリストをデータベースから効率的に引っ張ってきたり、数字の打ち込みを自動で行ったりなど、Python研修を受講する前では「まず考えもしなかったこと」を考えられるようになっています。
ほとんどパソコンに触ってこなかった自分
そんな私ですが、大学では法学部に所属しており、法学部の試験は紙での筆記が多かったことから、ほとんどMicrosoftのWordやExcelというツールに触ることがありませんでした。
ですが、就職になると急に周りから「DX時代」や「IT人材」という言葉が飛び交うようになりました。
プログラミングでの挫折
就職活動での周りの口ぶりから「IT人材にならないと時代に置いて行かれてしまう」と感じた私は、就職活動の終わった6月から独学でプログラミングを勉強し始めました。
何を学べば良いのかわからなかったので、どこかで聞いたことのあったHTMLとCSSに関する基礎的な本を読んでみました。
最初は初歩的なことしか書いておらず順調に進んでいたプログラミングの勉強も、本が中盤になるとだんだんと難しくなっていきました。そんなある時、何度やってもエラーが出てしまい先に進めない、ということが発生しました。本と一緒のことを書いているはずなのになぜかうまくいかない......
エラーに直面した最初の頃は、何度も試して考えていたにも関わらず、だんだんとエラーの出てくる「ストレス」が勝っていきました。
そして1か月程が経ったある日、やる気を失って、ついにプログラミングの勉強をやめてしまいました。
Python研修との出会い
そこから半年ほどは特に何事もなく、バイトをしたり友達と遊んだりといった日々を過ごしていました。
しかし、頭の中の一部には「世間に置いて行かれたくない」という気持ちがどこかにありました。そんな時に、インソースの内定者研修でプログラミングが学べるという案内が届きました。
「ここでやるしかない! きっとこのタイミングを逃したら、一生プログラミングに苦手意識が残って世間に置いて行かれてしまう!」
と思い研修への参加を決めました。
研修だから良かったこと
研修に参加することは決めましたが、自分の中には不安もありました。一度挫折した時みたいに、難しいことがたくさんで、研修についていけなくなってしまうのではないか......全然内容がわからないまま研修が終わってしまうのではないか......など、研修が始まるまで不安でいっぱいだったのをよく覚えています。
しかし、研修が始まってみるとそんな悩みはなくなっていきました。
研修自体は「Adobe XD」「HTML/CSS」「SQL(データベース)」「Python」を12日間×6時間で学ぶという内容でした。
序盤の内容は少し触ったことのあるHTMLだったので、「とはいえ何とかなるだろう」と思いながら学習を進めていきました。しかし、できなかった部分を勉強してこなかった自分が、突然できるようになるわけでもなく、途中でプログラミングに行き詰ってしまいました。
ですが自分一人で勉強しているのではなく、これは研修です。研修ということは、教えてくださる講師がいらっしゃいます。
私が研修だから良かったなと思う部分の一つは、詰まってしまったときに講師に相談できるという点です。もちろん講師は最初から分かりやすく説明してくださっていますが、わからない部分は必ず出てきます。
すると講師が、少し進むたびに「今の部分で分からないところはありましたか」と小まめに訊いてくださり、質問の時間もとってくださったので質問しやすく、「わからないストレス」がほとんど起きませんでした。
研修だから良かった部分の二つめは、一緒に研修を受講している方がいらっしゃるという点です。20代から50代くらいまでの幅広い世代と研修を受講しましたが、その中にはプログラミングに慣れている方から慣れていない方までいらっしゃいました。
私以外にもエラーが出続けて困っている方や、逆にエラーが出た時には助けてくださった方もいらっしゃいました。「一人で悩んでいるのではない」と思えたことで、大変な部分も乗り越えていけました。
研修だから良かった点、最後は、講師の解説がとにかく丁寧という点です。
私は事前に本で学んでいたから感じたことなのですが、本は「コードの書いた前後部分しか教えてくれない」ことが多かったです。また、出てくる用語の解説や説明も本当に大事なところに絞っており、解説なされていない部分が多いのです。私のような初心者中の初心者には、「まず読み方からわからない」用語がたくさん出てきます。
たとえば、本の中で
「<ul>のクラスタグでは『・』が挿入されたメニューバーが作成されます」
という解説があったとします。
私の頭の中では「クラス? タグ? メニューバー? そもそもULなのかUIなのか、どっち?」といったように、わからない部分が多すぎて混乱してしまいます。
しかし研修では、講師が本を使用して「本の内容+α」の解説をしてくださり、またわからないところは質問できる環境が整っていたため、疑問をひとつずつ潰せました。
Python研修を通してわかったプログラミングの楽しさ
無事に12日間研修をやりぬいてみての感想は、「とにかくプログラミングは楽しい」ということでした。
自分が書いたコードでデータを取り出せた時、手動で行ったらとても時間がかかる作業がプログラミングだったら10分で終わってしまったことのすごさや、実際に自分の作ったWEBアプリが動作しているのを見たときの感動は忘れられません。
Pythonはできることの幅が広く、関数も理解しやすく初心者が最初に学ぶのに適していると思います。プログラミングと聞くとイメージする、黒い画面に文字がたくさん浮かんでいる「THE・プログラミング」の作業にも近く、HTMLやCSSだけでは味わえない楽しさも味わうことができました。
現在も活かしていること
さいごに、Python研修を通して変わったことは、「プログラミングの楽しさを感じたこと」と、「業務で自動化できる部分はないかと探すようになったこと」です。
実は今では、土日にプログラミングを勉強する時間をとっています。研修を受ける前、一か月で勉強が嫌になって挫折していた自分とは大きな違いだと思います。
業務でも、まだまだ実際にプログラミングスキルが上達するまでは程遠いですが、「自動化のタネ」を考え行動し続けていきます。
まとめ
インソースのPython研修なら、
・一度プログラミングを挫折した人も乗り越えられる!
・プログラミングの楽しさを感じられる!
・業務の自動化を常に考え続けるようになる!
さいごに、「Python学院」に関するWEBもございますので、ぜひご一読ください!
「Pythonを使える人材を多く輩出する」という使命を果たすために、これからもどんどん面白いコンテンツや企画を作っていくので、応援をどうぞよろしくお願いいたします!!!
(「Python学院」プロジェクトメンバー 米)
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