日本で事業展開する上でのメリット・デメリット
日本での事業展開には「所得水準が高いため顧客ボリュームが大きい」「インフラが充実している」「新製品サービスに対する競争力が検証できる」といったメリットがあります。
一方で、特に人材育成においては、育成風土が根づきづらく、本国のマネジメント手法などを日本では適用しづらいというデメリットがあります。
外資系企業の人材育成上の課題①~人材育成風土が根づきづらい
外資系企業で人材育成の風土が根付きづらい理由として、以下の2点があげられます。
①中途採用が基本のため、既存社員に人材育成の風土がない
②本国で決めた人材育成体系や研修カリキュラムが、日本独特の仕事の進め方や日本人の就業観念を考慮していない
人材育成の風土を根づかせるには、補完すべきスキルの習得を目的とした研修が有効です。
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また、研修実施にあたっては、日本独自の仕事の進め方・考え方を考慮した研修カリキュラムであることが重要です。
外資系企業の人材育成上の課題②~本国のマネジメント手法や人事評価制度を適用しづらい
個人主義を基にした欧米式マネジメントや成果重視の考え方が日本人の考え方になじみにくいという課題があります。
当社の研修では、お客さまの人事制度を踏まえ、人事評価の運用、評価の仕方、伝え方などについて学んでいただきます。
評価項目の理解や認識のすり合わせ、階層に応じた求められる行動レベルの設定などを研修の中で明確化し、それに即して公平性かつ納得性の高い評価を目指します。
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また、外国人管理職に日本式マネジメントを習得してもらうための研修もございます。
【まとめページ】外国人活躍推進・外国人受け入れ対応研修
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