大学や高校等の教育機関の就職課職員、学生向け
企業が求める新卒人材像をふまえた就職活動支援プラン
プランNo.478
プランの概要
- 大学・高等専門学校・専門学校・高校向け
- 就職課職員と、主に民間組織への就職を希望する学生
- 全4回、1~2週間程度
4回の学生向け研修に就職課職員も参加。企業がどのように利益を上げ従業員を雇用しているのかの前提を知り、その活動に自分が貢献できることをアピールする力をつける
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【今後の人生やキャリアのイメージがわかない】将来のことを考えなければならないのは分かってはいるが、「この先長い期間働く」ということに実感がわかず、就職活動に身が入らない
- 【就職活動の軸が定まっていない】名の知れた大手にばかりエントリーシートを出していて、内定をなかなか獲得できず就活に行き詰まる学生が多い
- 【長所や志望動機を言語化できず落ち込む】いつも書類選考で落ちてしまい、就活へのモチベーションが上がらない。面接でも自分の思いをうまく伝えられないことにもやもやしている
問題の要因
- 周りの大人からの話や企業サイトの採用ページの待遇項目で短絡的に応募を決めている。組織全体の活動の成果が賃金や福利厚生に紐づいていることが分かっていない
- 自分がなぜその企業を希望しているのかの深掘りをじゅうぶんにできていない。「周りの人が良いと言うから」などが希望理由となっていることもある
- 自分の強みや特性を、希望先企業でどのように活かせるかをうまく紐づけて言語化する力が不足している
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 仕入れ・在庫管理・販売・代金回収の流れを体験し、企業が利益を残す活動に貢献できる人材を求めているということを理解する
- 自分が最も大事にしたいキャリア構築における「軸」を定めたうえで、企業調査や自己分析を意欲高く進められるように導く
- 採用側が応募者の書類や面接でのふるまい・発言のどんなところを見て合否判断をつけているのかをふまえた文書作成のコツを体得する
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
就職課職員の方と、学生の皆さまに全4回の研修に参加いただきます。初回研修は企業運営のおおまかな流れを知り、これから自分が参画していく活動の全体像を捉えます。2回目の研修で60代ごろまでどのように仕事に取り組む必要があるのか学び、3回目は就職活動の臨み方、最後に実践的なエントリーシート作成のコツを習得します。
1回目:企業活動の大枠をつかむ
学生向けビジネスゲーム研修~企業活動と経営数字のつながりを知る編(半日間)
まずは企業がどのようにお金を動かして売上を作り、組織を運営しているのかを楽しみながら体験するプログラムを実施します。周りにいる社会人が普段どのように仕事に関わっているのか、利益を上げる・残すことにどれだけの活動が必要となるのかを想像するとともに、決算書の意義やお金の管理の重要性をつかむことができます。これからは消費者側の視点だけでなく、サービスを生み出し届ける側の視点も求められることに気づくきっかけとなる導入研修です。就職課職員の方も、サポーターとしてゲームに加わっていただきます。
2回目:遠い将来に起こることを「知っておく」
学生向けキャリアデザイン研修~人生100年時代の働き方編(半日間)
多くの学生にとって自分の人生や働くことを真剣に考える機会はそう多くなく、数十年先の未来を想像することも難しいのは当然です。2回目の研修では、仕事と生活、そしてお金に関する知識を身につけることを目的としています。今後の人生を決めるのは他の誰でもない「自分」であること、向こう3年だけでなくそれ以降の年代で起こる可能性が高いライフイベントや心身の変化・仕事への関わり方の変化を捉えます。生活の基盤を築き、人生を充実させる自分なりのキャリアを実現させる最初の一歩が就職活動である、と導きます。
3回目:上手くいかないのには理由がある
【短時間講演】学生向け行動経済学・ナッジ理論活用研修~採用する側の心理を理解し、採用したくなる人材を目指す(90分)
いくら自分が望んでも、企業側が求める人材像とマッチしなければ採用とはなりません。本研修では、法人組織がエントリーシートや面接でどのようなところを見ているのかや、就職活動を進めるうえでぶつかる壁をいかに克服していけばよいのかを、行動経済学の考え方を通じて解説します。友人や両親の意見に振り回されたり、先に内定を得た同級生を羨んだりすることなく、自分自身の軸を大事にした就活のあり方をお伝えします。
4回目:自分の思いはロジカルに表現しないと伝わらない
学生向けエントリーシートの書き方研修~採用側が重視する論理力を身につける(半日間)
最後に、自分の想いを文章に落とし込むためのスキルを習得する研修を実施します。企業に最初に送る自己紹介文が人事側の求める最低限のレベルに達していなければ、どんなに熱意があって活躍できるスキルを持っていても、その後の選考に残ることは難しいでしょう。自身がその企業で働くことでどんな強みが発揮されて貢献できるのかを、誰もが納得できる分かりやすい構文で表現するポイントを解説します。学生から今後添削相談を受ける立場にある就職課職員の方にも、この点をおさえた指導を継続いただきます。
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