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社員の意識強化のため、コンプライアンス研修を検討しています。

お客さまから

コンプライアンス研修を企画しています。現状、社内のコンプライアンス教育は、eラーニングの閲覧を全社員に促している程度です。しかし今年度から「お客さまとの信頼関係を築く」ということが重要な経営方針のひとつとなったこともあって、プラスで何か研修をすることを検討中です。まずは管理職からかな、となんとなく思っているのですが、何かおススメの教育方法はありますでしょうか。

インソース担当者から

このたびはお問合わせをいただき、誠にありがとうございます。インソースはこれまでにも、役員向けから課長級向け、全社員対象など、さまざまな企業・組織にてさまざまなコンプライアンス関連プログラムを実施してまいりました。その実績をもとに、いくつかポイントとなる考え方やプログラムをご紹介いたします。



1.コンプライアンス教育に明確な「到達点」としてのゴールは存在しない。継続的に取り組み、皆が考え続けている「状態」をつくることを目指す

コンプライアンスに関するリスクは、日々増え続けています。たとえばSNSの使用によるコンプラインス違反は、10年前にはあまり意識されていなかったことでしょう。今後も同様に、今は想像もしていないようなコンプライアンスリスクが発生していくものと思われます。

すなわちコンプライアンス教育は、「一度実施したら完了!」というものではありません。自組織を取り巻く環境の変化を敏感に察知し、どのようなコンプライアンス違反のリスクが潜んでいるか、どのようにしたらそのリスクを顕在化させずにいられるかを、常に従業員がアンテナを張って考え続けているという「状態=組織風土」を作っていくことが重要です。

<参考ページ>
コンプライアンス定着のための中長期的な体系提案書はこちら



2.まずは管理職に対して実施。全社会議等で集まる機会をうまく利用することがコツ

常に従業員がコンプライアンスに関してアンテナを張っている組織風土をつくりあげるためには、今お考えでいらっしゃるとおり、管理職対象にスタートすることがおすすめです。多忙な管理職のみなさまを研修のために集めるのは難しい、というお客さまには、2時間×4回コースがおすすめです。あらかじめ決まっている四半期に一度の会議のうちの一部分をコンプライアンス研修にあて、1年間かけて、意識の浸透を促していくという方法です。

<参考ページ>

・管理職向けコンプライアンス研修~2時間×4回シリーズ
・コンプライアンス研修 ~不正リスクのマネジメント編(半日間)
・管理職研修 ~部長に求められる内部統制マネジメント編(1日間)


3.管理職向けに実施した内容を、全従業員に浸透させる。管理職による勉強会も有効

コンプライアンスについては、ひとりでも意識の低い方が組織内にいらっしゃると、それが思いもよらないトラブルのもとになるため、全員が共通して高い意識を持っていることも大事なポイントです。例えば営業スキルのように、「高い人と低い人がいても成り立つ」ものではなく、「全員が高いレベルで意識を持っている」ものでなくてはなりません。そのため、管理職対象に実施した研修内容が、一般社員にもしっかりと伝わる仕組みをつくることが必要です。

一般職向けにも外部委託して研修をするお客さまもいらっしゃいますし、管理職向けの研修内容を、課長クラスが一般社員に伝えられるよう、内部勉強会の日程やテキストを人事が設定するというお客さまもいらっしゃいます。

<参考ページ>

・管理職向けコンプライアンス研修~組織における不祥事防止(半日間)
・オペレーションミス防止・事務ミス防止研修(1日間)
・研修内製化支援サービス


4.メンバーがホウレンソウ・情報発信しやすい関係づくりも重要

コンプライアンス教育そのものではないものの、密接にかかわっているのが、職場内のコミュニケーションに関する教育です。「バッドニュースファースト」とはよく言いますが、管理職・リーダーはただ「報告しろ!」というだけではなく、メンバーが報告しやすい状況を自らが作り出していく役割にあります。もちろんメンバー側に対しても、「あれ?」と違和感を感じたことはすぐに周囲に発信するよう癖付けを行うことが欠かせません。

<参考ページ>

・コンプライアンス研修 ~コンプライアンス違反を未然に防ぐ編(半日間)
・管理職研修 「風通しのよい職場づくり」で職場環境を整える編(1日間)
・新人・若手向けコミュニケーション研修 ~デキる「ホウ・レン・ソウ(報連相)」編(1日間)

まとめ

コンプライアンス教育は、夏から秋にかけてご検討されるお客さまが非常に多い分野のひとつです。ぜひ、お気軽にお問合せください。

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