全社員向け

組織のDXを推進するために社内人材を育成する支援プラン

プランNo.271

プランの概要

  • 全業界向け
  • 全社員、DX推進担当者
  • 1年間~

DX推進に向けた体制づくりから、「全社員へのDX知識付与」「既存業務を整理するDX推進人材の育成」「AIを活用できるスペシャリストの育成」までを長期的に支援する

課題解決の流れ

現状の課題

このような課題を解決する施策をご提案いたします

  • 【DXの推進方法が分からない】デジタルトランスフォーメーションを推進したいが、何から始めてよいのかが分からない
  • 【推進人材がいない】組織のDXを進めようと声は上がっているが、全体には広がっていない。また、推進を主導できる人材がいない

問題の要因

  • そもそも、経営層を含めて、DXが何かを理解できていない
  • 明確なビジョンや経営戦略がなく、全社としてDXを推進する体制がつくれていない
  • IT人材は慢性的に不足しており、かつ外部から人材を確保するとなると、コストがかかってしまう

解決策

課題を解決するソリューション例をご紹介いたします

  • 3つのSTEPで、社内のDX推進者・スペシャリストを育成し、組織の業務改善、向上をはかる。まずは、経営陣含めて、全社でDXを理解する機会をつくる
  • 次に、部門内にDXの推進者(業務を知っており、IT化を検討できる人材)を選定し既存業務を整理する。同時に将来DXを担う人材として、一部の新人・若手社員を対象にITスキルを付与する(簡易的なシステムを開発できるレベルを目指す)
  • 本格的なAIの活用やシステム化に向け、DXスペシャリスト(選抜者)を対象に、より専門的な教育を行う。需要予測結果をもとに、実際の業務への実践を進める

プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)

プランの概要
STEP1.DX推進の体制づくり ~経営陣含む全社でDXを理解する

全社員対象:DX理解研修(1日間)

DXを推進する体制をつくるために、まずは全社員への共通認識として1日間の研修を通じて、「システムの仕組み・原理」を大まかに学びます。

時間 内容 手法
1日間 1.DX人材とは
2.システムの違いを知る
3.システム活用/開発の手順
4.業務の整理と業務改善
5.システムを活用してみる
6.インターフェース(画面)設計を行う
7.システム化の下準備をする
8.実際の開発を行う
講義
ワーク
事後課題 既存のITツールやAIを活用し、現状できる業務改善を考える
STEP2.既存業務を整理する ~DX推進者を育成する

管理職対象:DX推進研修(3日間)

各部門から、DX推進人材を指定し、「AI・IT(システム)化を検討し、優先度を決める」ために、AI・統計の基礎スキルを習得します。DX推進者は、現場の業務に精通していなければならないため、業務の全体像を把握している管理職の方々を推奨します。

時間 内容 手法
1日間 ・ワークショップ
プランの概要
ワーク
2日間 1.AIの活用事例
2.AIの基本知識
3.AIの仕組み
4.AI導入について
5.社内の眠ったデータを活用する
6.相関係数、回帰分析
講義
ワーク
事後課題 具体的に、どのようなデータを活用して、業務を改善できそうかを考える

新人~若手対象:開発基礎研修(2週間~3ヵ月)

中長期的視点でDXを推進する人材を育成するために、新人から若手社員を対象にIT教育を行います。本プログラムを通じて、簡易的なシステム設計ができるようになり、業務への理解があれば、システム開発の上流工程を担えるようになります。

時間 内容 手法
16~52日間 1.プロトタイピング研修
2.データベース研修
3.HTML/CSS/Javascript研修
4.要件定義研修
5.開発言語(PHP、Python、Angular)研修
講義
ワーク
事後課題 実際の業務に開発できそうな、AI・ITツールを探す
STEP3.AI・IT活用を実践する  ~DXスペシャリストを育成する

選抜者対象:AI導入研修(2日間)+実践支援

DXスペシャリストを対象に、データ分析の基礎スキルや業務にAIツールを応用するための考え方などを習得いただきます。

時間 内容 手法
2日間 1.AIの活用事例
2.AIの基本知識
3.AIの仕組み
4.AI導入について
5.社内の眠ったデータを活用する
6.相関係数、回帰分析
講義
ワーク
事後課題 似た事例のデータを用いて、実際に需要予測を行う
3時間~ ・ワークショップ
※AIツールを実際に活用した際の課題に対して、アドバイスを行います
プランの概要
ワーク

インソースが考えるDX人材育成の4つのポイント

「DX推進のためにはITやAIの専門職の採用が必須で、現状は困難である」と考えている企業が多いが、まずはDXとはどのようなものかを理解してできることから実現していくことが大切です。プログラミング言語を操れる人がDX人材というわけではありません。ITの知識をある程度持ち、業務を通じてデータやITを活用できれば、DXを推進することができるのです。

1.DX人材は短期間の教育で、育成できる

プログラミングができる人材だけがDX人材ではありません。ITの活用知識を持ち、事業全般にデータやITを活用できればDX人材であり、短期間の教育で育成できます。

インソースでは2019年に以下の研修体系をもとに、全社員を対象としてIT教育を行うとともに、8名の若手社員をITエンジニアとして再教育いたしました。上流SEとしてだけではなく、プログラミングスキルまでを養成し、現在システム開発の部署で活躍している者もおります。

<DX人材育成研修体系>

プランの概要

2.ITスキルを分解すれば、担い手を増やし、DXを推進できる

ITスキルを因数分解してみると、システム開発の上流工程においての技術知識は僅かでも、実践できます。

  • 現状把握、分析力
  • IT活用の知識
  • ITの特性を踏まえた設計力
  • 他者(利用者)視点でのデザイン力
  • IT独特のモノづくり力(プログラミング力etc.)
  • 3.上流工程を内部化すれば、企業のDX導入は大きく前進する

    上記のスキルを高コストのITコンサルや上流SEに委託するより、業務を知る社内人材が自らスキルをつけて担った方が早く低コストで、かつ高品質(現場のニーズに合わせることができる)な開発ができます。勘定系業務や手のかかるプログラミング・テストなどの下流工程は引き続き専門職のエンジニアに任せましょう。分業を取ることがDX推進への最短の近道です。

    <システム開発の分業イメージ>

    プランの概要

    4.IT開発は簡単かつ廉価にできる

    近年、簡単に、低コストで活用できるデザインツールやプログラミング言語、AIツール(クラウド)などが数多くあります。

    貴組織のDX推進にぜひ、本プランをお役立てください。まずはご要望やお悩みなどをうかがいます。お気軽にお問い合わせください。

    研修のプロがお答え 全力Q&A

    
                    

    講師

    お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。

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    施策の効果を高める +α のソリューション例

    研修前後にご利用いただける、アセスメントサービスもございます。各階層の現状のスキルを「見える化」し、研修効果を確認することができます。

    ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定する「階層別テスト」

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