非エンジニア職向け
社内人材がシステムデザインスキルを習得するDXプラン
プランNo.178
プランの概要
- 全業界向け
- 非エンジニア職
- 1週間~1カ月ほど
システム開発のスピード向上のために、社内人材に要件定義・UI・画面設計スキルを習得させ、上流工程を担えるシステムデザイナーを短期集中的に育成する
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【開発のための体制を整えたい】システム開発を効率よく、速やかに行える体制をつくりたい。開発の上流工程を担う人材が不足している
- 【他社人材の育成に時間がかかる】システム開発のために社外や他部門から人材を受け入れた場合、自立させるのに時間がかかる
問題の要因
- 顧客のニーズの変化や社内業務の見直しの動きが加速する中で、システム開発のスピード向上が欠かせない
- IT業界の慢性的な人手不足により、担い手を外部から調達することの難易度が高まっている
- さらに、社外に委託する場合には業務内容やフローを理解するのに時間とコストがかかってしまう
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- システム開発に分業体制をつくる。上流工程は、業務フローや顧客ニーズを熟知しているベテラン社員に任せる。下流工程は、引き続き専門エンジニアが担う
- 上流工程を担う人材を「システムデザイナー」とし、業務のキーファクターをすでに理解している部門内の担当者を対象とする。外部から招くよりも短期間でシステムデザイナーを養成
- 全5日間の研修で、システムデザイナーに求められる要件定義・UIやFigmaの操作方法・コーディングの基礎を学んでもらう
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
業務の流れや顧客ニーズを把握している社内の人材に対し、ITスキルを習得してもらい、「システムデザイナー」として育成するプランです。システム開発における上流工程を、社内の業務を熟知した人材に担ってもらい、下流工程を担当するエンジニアと分業体制でシステム開発を進めます。
1回目:業務フローを踏まえ、簡易的な要件定義書をつくれるようになる
業務改善や事務ミス防止を目的としたシステムを開発するための要件定義の仕方、特に業務フローの作成方法を、演習中心に学びます。具体的にはシステム開発の位置づけや開発手順工程管理など、基礎的な理解をワークで確認し、理解度の低い項目について解説します。
2回目:最新のUIを理解する
UIを検討するうえで重要なのは、見た目の美しさもさることながら、心理的な人の行動と環境がもたらす人の癖を軸にした設計、すなわちユーザー視点での設計です。本研修では、良いUIと悪いUIの事例を比較しながら、ユーザー視点と、シグニファイア(行動を促すシグナル的デザイン要素)の重要性を学びます。そのうえで、ユーザー視点をUIに反映させる具体的な設計手法を、演習を通じて習得します。
3回目:Figmaを使って動きをつけたプロトタイプを作る
プロトタイピング研修~Figmaによるシステム画面設計編(1日間)
プロトタイプを使ったシステム開発やその意義、基本的な操作方法を習得する研修です。既存システムの拡張開発のワークでは、前例を踏襲することで、誰でも容易に画面設計ができることを体感できます。また新規システム開発のワークでは、設計のポイントを学んだうえで、ターゲットユーザーや利用目的、シチュエーションを考慮した画面設計に取り組みます。
4回目:HTMLとCSSを使えるようになる
Webアプリケーション開発の基礎となるHTML/CSSの書き方を身につけます。具体的には、HTMLの基本的なタグの使い方とCSSの特徴について、実際にWebページを作成しながら学習します。本などを読んでも複雑でなかなか理解しにくい部分についても丁寧に解説するため、理解を深められます。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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研修との併用でさらなるスキルアップが可能です。また、買い切りプラン、レンタルプラン、定額制プランの3つを、教育の目的、人数、期間に合わせて使い分けることで、コスト削減や効率的な教育を行うことができます。