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vol.13

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Python学習を挫折する5つの理由と7つの対処法

今回のテーマは
「Python学習を挫折する5つの理由と7つの対処法」でございます。


「最近Pythonを勉強し始めたけど、全然分からなくて挫折しそう。。。」
「前にPython学習を挫折したけど、もう1回チャレンジしてみたい」


この記事を読んでくださっているあなたは今、
こんなお悩み・考えをお持ちではないですか?


この記事では、現役のPythonエンジニアが
「挫折しないPythonの学習方法」について徹底的に解説しています。
挫折せずにPythonのスキルを上達させたい方は、ぜひご覧ください!


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(約5分で読めます)

~~~~~~~~~目次~~~~~~~~~
(1) Python学習が挫折する5つの理由
(2) Pythonを挫折せずに学習する7つの方法
(3) Python学習を挫折しそうなときは
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(1) Python学習が挫折する5つの理由

ではいきなりですが、なぜPython学習が挫折してしまうのかについて、
主な理由を5つ挙げていきます。


1.目標が決まっておらず、学習する理由が明確ではない

Python学習が挫折してしまう理由1つ目は、
「目標が決まっていない、学習する理由が明確ではない」というものです。

「こんなシステムを作ってみたい」という目標や
「普段の業務を効率化したい」といった理由がなければ、
学習を進めても今どこに向かっているのか不明確になってしまい、挫折してしまいます。


2.暗記しようとしている

Python学習が挫折してしまう理由2つ目は、
「暗記しようとしてしまう」というものです。
プログラミングは、分からないことがあれば
都度調べながら進めていくのが一般的なやり方です。
いろんな書き方や技術があるので、すべてを暗記しようとすると
すぐにキャパシティオーバーになってしまいます。
現場でバリバリ働くエンジニアでも、都度調べながらシステムを作っています。
暗記する必要は全くありません。


3.最初から難しい教材を使っている

Python学習が挫折してしまう理由3つ目は、
「最初から難しい教材を使っている」ということです。
これはイメージしてもらうと分かると思いますが、
初めて英語を学習するときに分厚い英語の辞書を使って勉強するでしょうか?
普通はしませんよね。
一般的にはかなり簡単な入門書を使って学習を進めていくと思います。

それと同じで、Pythonの学習においても最初から
難しい書籍を使用する必要はありません。
本屋などに行くとたくさんの本が売っていると思いますが、
一番簡単そうなものからやってみて、少しずつレベルアップさせていけば挫折しにくくなります。


4.すべてを完璧に理解しようとしている

Python学習が挫折してしまう理由4つ目は、
「完璧に理解しようとしてしまう」ということです。
完璧に理解しようとすると、どんどん派生した知識についても覚える必要が出てくるので、
だんだんと苦手意識がついてしまいがちです。
Python学習を始めたばかりの頃は、「プログラムが動いていればOK」
という気持ちで進めていきましょう。


5.どうしても解決できないエラーがある

Python学習が挫折してしまう理由5つ目は、
「どうしても解決できないエラーにあたってしまう」ということです。
プログラムは1か所間違えていればそれだけでエラーになって、
全体が全く動かないといった類のものです。

経験者の人が見れば一瞬で解決できるエラーでも、
学び始めたばかりの人は解決できない、というケースはどうしてもあります。
そんな時、「あ、自分には向いていないんだ」と
諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
「そういうものだ」と割り切って、進められる部分だけでも進めていくのがおすすめです。



(2) Pythonを挫折せずに学習する7つの方法

ここまで、Python学習が挫折してしまう理由について5つ見てきました。
ここからは、挫折しにくいPython学習の進め方について、7つご紹介します。

1.明確な目標を決める

まずはPython学習を挫折しないために、明確な目標を決めましょう。
「Pythonを学んでこんなものを作る」「Pythonを学んで普段の業務を効率化する」
みたいな明確な目標があれば、途中でつまずく部分があったとしても、
投げ出してしまうことは防ぎやすくなります。

何か壁に当たったとしても、「ここを乗り越えて、自分のアプリを作るんだ」
という目標があれば、やる気は途切れにくいですよ!


2.暗記しようとせず、雰囲気で覚える

Python学習は暗記ではなく、雰囲気で覚えるようにしましょう。
どうしても覚えておかないとプログラムを書けない部分はありますが、
すべてを暗記しておく必要は全くありません
分からない部分は都度調べながら書いていけばいいので、
「なんとなくこんな感じかな」と概要を掴むことができれば、
どんどん次に進めていく
のがおすすめです!


3.最初は簡単な教材を繰り返し取り組み、自信をつける

最初は簡単な教材から取り組むようにしましょう。
Python学習は、これまでプログラミングを学んだことがない人からすると、
やはり難しい部分もあると思います。
スポーツでも、いきなり大きなハードルを見てやる気を失うよりは、
まず小さなハードルを越える練習をして、少しずつレベルを上げていく方が上達しやすいですよね!


4.完璧じゃなくても動けばOKと考える

勉強し始めたばかりの頃は、とりあえずプログラムが思った通りに動けばOKと、
気楽に考えるようにしましょう。

Pythonプログラミングを仕事にしているなら、
「とりあえず動けばOK」という考えではダメかもしれませんが、
学習し始めたばかりの頃はそれで問題ありません。
プログラムが動けば一旦次のステップに進んで、
どんどん新しいことを学んでいくようにしましょう。

すると、いつか「あ、もっといい書き方があったな」
と自然に気づけるようになっていきますよ!


5.毎日5分だけでもいいからコツコツ取り組む

毎日5分だけでもいいので、コツコツ取り組むようにしましょう。
1日全くPythonの勉強をしなかった、プログラムを書かなかったという日ができてしまうと、
どうしても次に取り組むまでのハードルが上がってしまいます。
当然ですが、Pythonに限らず何事も取り組んでいないと、だんだん腕は落ちていきます。
そのうえ勉強し始めたばかりの頃だと、少し期間が開くだけで
「あれ、こんなのやったっけ?」と綺麗さっぱり忘れやすいです。
どうしても時間がない時でも、昨日やった部分の振り返りだけでいいので、
取り組むようにしましょう。


6.人と比較しない

Python学習の進捗について、人と比較しないようにしましょう。
誰かと一緒に学習を始めた場合などは、その人の進捗状況が気になりますよね。
でも学習できた時間も違いますし、事前の知識なども全く違います。

進捗について人と比較していると、「こんなに進むのが遅い自分は、あまり向いていないんだろうな」
と考えてしまいやすくなります。
Python学習の進捗スピードについては、人と比較しないようにしましょう。


7.どうしてもエラーが解決せず挫折しそうなときは、詳しい人に相談する

そして最後に、どうしても解決できないエラーや分からない壁にぶち当たったときは、
誰か身近な詳しい人などに相談しましょう。
初心者が1日考えても分からなかったエラーが、経験者なら5分で見つけられた、
みたいなことがあるのがプログラミングの世界です。
身近にPython経験者やプログラミング経験者がいない場合は、
ネット上で検索をしてみましょう。
初心者がつまずくポイントはだいたい似通っているので、
すでに同じような問題でネット上に助けを求めている人がいるはずです。
しかもほとんどのケースで、すでにネット上の優しい人が解決策を教えてくれています。
分からないところがあったら、まずは検索するようにしましょう!




(3) Python学習を挫折しそうなときは

ここまで、「なぜPython学習を挫折してしまうのか」
「どうすれば挫折せずにPythonを学習することができるのか」
について、詳しく解説してきました。

これまでPythonを勉強してきて、「あんまり向いていないかも」と挫折しそうだった方は、
記事に内容を参考にしながら、ちょっとやり方を変えて勉強してみてください!

それでもどうしても解決しないエラーなどにあたって挫折してしまいそうなときは、
周りの人やネット上などで助けを求めましょう!
挫折して辞めてしまうことがなければ、必ず少しずつ上達していきますよ!

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