若手向け
現状を疑い現場目線の発想で新規事業開発に挑戦するプラン
プランNo.365
プランの概要
- 全業界向け
- 若手向け
- 約6カ月
若手社員が現状の制約に縛られずにアイデアを創出できるようになるプラン。「もっと〇〇だったらいいのに」と普段感じることを新規事業として企画し、組織の活性化を目指す
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【アイデアがありふれて新鮮味がない】何か新しいサービスや事業の展開をしていく必要があるが、管理職クラスからは決まりきったアイデアしか出てこない
- 【自ら企画を考えようとしない】経営者層や本社から落ちてくる方針や計画に従って動くことが慣例で、現場の若手は自分たちで何か新しいことを考える必要はないと思っている
- 【考えをうまく明文化できない】お客さまと直接向き合っている現場で「もっと○○だったらいいのに」「△△なサービスがあれば」と思うことはあるが、それをうまく表現できない
問題の要因
- 新規事業やサービスを全社員が考える組織風土でない
- 若手からアイデアや意見を募る機会がなく、新事業・新サービスのヒントにつながる現場の声が埋もれてしまう傾向にある
- 若手が「もっと○○だったらいいのに」「△△なサービスがあれば」と思うことについて、他者が納得感を得られる分析や優位性を説明するスキルが不足している
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 若手向けに、現場で既存のサービスに対して感じている疑問をデータを用いて分析し、検証する力を習得させる
- 加えて、新規事業開発の基本を学ばせジャストアイデアから実現可能性の高い企画を生み出すためのスキルを身につけさせる
- 自由な発想で考えられたビジネスプランを管理職・経営者層に向けて発表する機会を設ける
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
若手社員の方に3回の研修を実施し、半年後の新ビジネスプラン発表会に臨むプランです。前半の3研修では、まず発想力を磨いた後に実現性や収益性の根拠を加え、他者に響く企画書づくりの基本を学びます。プラン後半は発表会に向けて自分たちが作成したプランの精度を高めるレビューを実施します。
研修実施
1回目
現場で若手が感じる「なぜこうなんだろう」「もっとこうできたらいいのに」という固定観念にとらわれない発想を生かし、問題の解決方法を考えるラテラルシンキングを学ぶ研修です。
固定観念を捨て、物事の前提を疑うことを起点として考えられた企画は、ベテラン社員が思いもよらない企画や解決策を生み出す可能性があります。研修の中では、実際に自身の業務において既成概念や常識に縛られそうなことを振り返ります。そのうえで、組織がこれまで意図して設けていた枠にとらわれないための考え方、ツールを演習を通して理解します。最後にチーム内で自由にアイディアを出し合ってミニビジネスプランを作成します。
2回目
どんなに素晴らしい新規事業の企画を考えても、それが「組織にとって良いものである」という客観的な根拠を示すことができなければ、実現に向けた次のステップに進むことはできません。
本研修では、組織内外にある蓄積されたデータを読み解く方法を習得し、それらが会社の数字にどのようにつながっているのかについての理解を深めます。「売り上げに貢献できる」「コストを抑制できる」ということを裏付けるのに効果的なデータを収集し、立てた仮説を検証することの重要性を理解します。1回目の研修で作成したミニビジネスプランに対し、宿題として社内外のデータを用いた検証を各チームで取り組みます。
3回目
1回目、2回目の研修で得た知識を含めて、実現に向けた企画書に落とし込むための実質的なスキルを得る2日間の研修です。ビジネスプランのねらいや費用対効果、開発から実施までの具体的なスケジュールまで、詳細に記載します。2日目には企画の趣旨を効果的に伝えるためのプレゼンテーションのポイントを習得します。アイデアに対して予測される批判や反論にも考えを巡らせる重要性もお伝えし、実現可能性の高い企画の提案を目指します。
新ビジネスプランの再考
これまでの計3回の研修をふまえ、レビューを実施します。講師や他チームからのフィードバックを受け、各チームでプランの精度を高める修正や発表会に向けたプレゼンテーションの練習を繰り返します。
新ビジネスプラン発表会
講師による総括、上席メンバーからの講話
現場からの「提案」という形で、自分たちで考えたビジネスプランを管理職・経営者層に向けて発表します。受講者である若手は、自分たちも積極的に声をあげることの必要性を意識させます。若手ならではのフレッシュな意見に理論的な根拠やリスク回避・展開計画などの「実現性」を加えることができれば、組織を動かす力を生み出せること実感させます。また新規事業を考えるうえで、既存サービスや組織の業界内の立ち位置への考察が自然と深まります。そのため、結果として組織に対する愛着がわき、モチベーションも高まります。
一方、管理職・経営者層にとっては、この発表会を若手が現場で感じている想いを真摯に受け止め、新たなビジネスプランのヒントとなるものを積極的に吸い上げる機会となります。「前例がない」「ハードルが多い」「計画が甘い」などの講評に終始するのではなく、小さなことでも試しにやってみようという姿勢を見せることで、組織の活性化につながります。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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