中堅社員向け
中堅社員が中心となって、部内の課題解決を推進するプラン
プランNo.351
プランの概要
- 全業界向け
- 2階層(中堅社員、管理職)
- 半年間
中堅社員が部内の課題解決を推進するために、必要な知識やファシリテートスキルなどを身につけ、半年後に成果発表会をするプラン。上長もコーチングなどで部下をサポート
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【次期リーダーになり得る人材が少ない】目の前の問題を自分の力で是正できるような人材が不足している
- 【中堅社員のスキルアップが課題】部署の目標達成や業務繁忙などにより、新人や若手に比べて手がかからなくなった中堅社員に対し、更なる成長の機会を作っていない
- 【ミドル層の意識を高めたい】中堅社員が、組織の中核人材としての意識が低く、メンバーを巻き込みながらチームの課題に取り組むスキルがない
問題の要因
- 新人・若手向け、管理職向けに教育をしているが、その間の中堅層に対する育成に手をつけられていない
- 中堅社員に対する支援方法がよく分かっていない。部署やチームの課題について、いつも自身が解決策を提示している
- リーダーにふさわしい考え方や必要とされるスキルが理解できていない。課題に気づいてはいるが、その具体的な解決策を考えるまでには至らない
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 中堅層に対する「組織が求める姿」を提示し、プレイヤーとしてではなく、もう1ランク上のリーダーとなることを目指した行動を促す
- ミドルクラス社員の上司である管理職に、成長を促すための積極的な支援方法を学び、目標を達成させるためのコーチング手法を身につける
- 中堅社員自身に求められる役割を理解し、所属するチームの課題を的確に捉え、メンバーと協力しながら改善に導くスキルを習得してもらう
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
約半年間で、中堅社員向けに5回、中堅社員の上司である管理職向けに1回の研修を実施し、教育がおざなりになりがちな層の育成を強化するプランです。管理職向けの研修では、組織の中核人材としての成長を目指す中堅社員の目標達成を、適切な距離で見守りながら支援するコツを修得します。
中堅社員向けの研修では、まず自分たちに求められる役割を認識したうえで、その役割を果たすにあたり必要な4つのシップを学び、チームの課題に取り組むための素地を作ります。その後、約3か月間の現場での課題解決実践を踏まえ、結果を発表し、組織における中堅社員の存在感を高めます。
管理職向け
部下が掲げている目標を上司としてどのようにサポートしていくか、その具体的なスキル習得を目的とした研修です。部下の行動を観察し、定期的に面談することで状況を把握する重要性を理解し、コーチングの基本をおさらいします。部下の特性やスキル、組織の状況を踏まえ、設定目標が適切かを検証する、進捗が遅い場合にアドバイスする、直接的なフォローをするといった支援方法を学びます。部下の不安を取り除いてモチベーションを維持・向上させ、目標達成をサポートします。
中堅社員向け
1回目
4SHIP研修~視座を高め、組織的に活躍するための4つのシップ(1日間)
新人・若手の時代を過ぎた中堅社員には、今後の組織の中核を担う人材になることが求められています。本研修では、視座を高くし、自分の枠を超えて、組織的に活躍するための4SHIPを習得します。4SHIPとはオーナーシップ、リーダーシップ、フォロワーシップ、コ・オペレーションシップ(協働のあり方)です。1回目の研修では、組織から期待されている中堅社員の役割を正しく捉え、意識の醸成や不足しているスキルへの気づきを得ます。
2回目
課題設定力研修~主体的な問題解決のための手法とマインド(1日間)
仕事とは、問題解決の連続です。新人・若手であれば問題が発生した場合には上司に判断を仰いで、下された指示に従うだけでよいかもしれません。しかし中堅社員ともなれば、日々発生する様々な問題に対して、上席に代わってより本質的で価値のある解決方法を模索する必要があります。本研修では、問題解決の上流に位置づけられる「課題設定」に焦点を当て、チーム内の課題にどのように取り組むか、そのポイントを学びます。
3回目
2回目の研修で設定した課題改善するための対策や計画案を実行に移すことを目指します。受講者が所属するチーム内で話し合う会議の生産性を高めます。研修後半の模擬会議では、ファシリテーター役と参加者役に分かれて実践的なスキルの落とし込みます。会議の主催者となる機会を持たせ、様々な意見を取りまとめて合意に導きます。
受講者による配属先での課題解決の実践
4回目 中間報告~講師によるフィードバック、計画の是正
3回目までの研修で学んだことを現場に持ち帰り、それぞれが実践している課題解決の進捗状況を報告します。成果が表れていないものについてはその原因を探り、解決策の再検討を促す、あるいは設定目標を下げる、達成可能なサブ目標を立てるなど、講師が個別にフィードバックします。この中間報告会に受講者である中堅社員の上司の方にも同席すれば、その方々に対するフィードバックにもなり得ます。
5回目 成果発表会~講師による総括、上席メンバーからの講話
半年間の課題解決への取り組みが終わったからといって、組織の課題がすべてクリアになったかというとそのようなことはありません。解決しきれなかった課題へは引き続き根気強く取り組むとともに、新たな課題に直面した時には、指示がなくとも積極的に改善リーダーとしての役割を果たし、組織内での存在感を高めるよう、講師から総括に加えてお伝えします。支援者である直属の上司だけでなく、さらに上席の方にも参加する発表会となれば、組織の団結力が高まり、受講者のモチベーション向上にもつながります。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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施策の効果を高める +α のソリューション例
研修前後にご利用いただける、アセスメントサービスもございます。各階層の現状のスキルを「見える化」し、研修効果を確認することができます。
「キャリアタイプ志向性」や「モチベーションの源」「チームでの役割」「判断志向」など、社員一人ひとりの分析や組織の分析、自組織にとって今後必要となる人材像・人物像の分析ができるアセスメントツールもございます。オンラインで114問の設問に回答いただきます。
研修との併用でさらなるスキルアップが可能です。また、買い切りプラン、レンタルプラン、定額制プランの3つを、教育の目的、人数、期間に合わせて使い分けることで、コスト削減や効率的な教育を行うことができます。