【保育業界】2階層向け(管理職・一般職)
多様な子供達を受け入れ職員も働きやすい園をつくるプラン
プランNo.406
プランの概要
- 保育園・幼稚園・児童養護施設など向け
- 全職員
- 約3カ月
多様な家庭環境で育つ児童の個性を受け止めるために必要なダイバーシティ・インクルージョンの考え方を全職員が理解し、組織内の職員の活躍・成長促進にも応用させるプラン
課題解決の流れ
現状の課題
このような課題を解決する施策をご提案いたします
- 【多様性を受け入れられない】母子家庭や父子家庭の環境で育っている、外国籍である・障がいがあるなど多様な背景・個性がある子供たちにどのように向き合ったらいいか分からないときがある
- 【男性保育士を活躍させたい】男性保育士がなかなか定着しない。また、保護者から男性保育士へのクレームが寄せられることがあるが、どのように指導すべきかに悩んでいる
問題の要因
- それぞれの家庭での常識や子供たちの個性を受け入れる重要性、自身の「普通」を押し付ける危険性が理解できていない
- ダイバーシティ推進がもたらす利益と、推進しないことで組織にどのような影響が出るのかがよく分かっていない
- 男性保育士をはじめとして、臨時職員・時短職員といった多様な職員を受け入れ、輝かせる運用体制や支援方法が確立されていない
解決策
課題を解決するソリューション例をご紹介いたします
- 全職員に対し、ダイバーシティの考え方を改めて学ばせ、無意識の思い込みや偏見によって子供達や保護者・職員に不利益を与えていないかを考えさせる機会を設ける
- 男性保育士がその希少性を前向きに捉え、保護者からの信頼を得るためのふるまい方や考え方を習得する
- 管理職は、利用者の多様性を認めるだけでなく、多様な部下をうまくまとめ成果を上げさせる仕組み作りや業務支援の方法を身につける
プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)
一般職向け・管理職向け共通のダイバーシティ研修を計4回、管理職向けには追加で2回のダイバーシティ推進の体制づくり・部下指導研修を実施します。利用者である多様な個性をもつ子供達やその保護者からの信頼を得て競争力を高め、組織内でもすべての職員が業務に前向きに取り組み活躍できる環境づくりを実現させます。
一般職・管理職共通
- 1回目:LGBT研修 ~ダイバーシティ&インクルージョンを実現する(1日間)
同性のパートナー同士の家庭で育つ子供たちや、自分の性認識に不安を感じている子供たちもいます。本研修ではLGBTについての知識とコミュニケーションの留意点、支援・理解者であるAllyの設定について学びます。
- 2回目:ダイバーシティ推進研修 障がい者への「気づかぬ差別」をなくす編(半日間)
障がいの程度やそれが見た目に現れているかなどによっても、対応は大きく変わってきます。子供たちだけでなく、保護者の方が障がいをお持ちであることも少なくありません。どのような子供たちも楽しく安心して園での生活を送れるように、障がいの特徴と注意すべきことを習得します。
- 3回目:アンコンシャスバイアス研修~無意識の決めつけ・思いこみを打破し、 改めて職場風土を考える(半日間)
自身のこれまでの人生経験において知らず知らずのうちに形作ってしまった決めつけや思い込みを客観的にあぶり出し、考え方や価値観を変える必要があることを理解するプログラムです。ものごとや事象を多角的に捉え、職場の「子供たちや保護者への接し方の常識」が本当に適切であるかを疑って、より良いものに改善していく意識を養います。
- 4回目:男性保育士向け研修 保護者の信頼を獲得する編(半日間)
これまで女性の職場として認識されることの多かった保育園でも、近年は男性保育士の活躍が進んでいます。とはいえまだまだその割合は低いことから、こうした変化に戸惑う保護者や保育園の同僚も少なくありません。本研修では組織の希望となり得る男性保育士の心構えやプロの保育士として信頼を得る身だしなみやふるまい、保護者との関係構築について学びます。男性保育士のみならず、男性保育士を同僚に持つ職員や管理者にも参加いただきたいプログラムです。
管理職向け
- 1回目:ダイバーシティ&インクルージョン研修~「個」を活かし競争力を高めるための組織戦略を考える(半日間)
ダイバーシティ推進がなされている保育組織は、感度の高い保護者からの信頼を得られる競争力を持っています。本研修では社会的責任を果たすためだけでなく、実利のためにダイバーシティ推進が必要であることを管理職層が理解し、組織の人材教育にその考え方をどのように応用していくかを学びます。
- 2回目:部下とのコミュニケーション実践研修~多様化する部下への関わり方(1日間)
多様な子供たちがいるように、職員である部下も様々な特性や強み・弱味があります。本研修では一歩踏み込んで部下を知る方法、こちらの考えを理解してもらうための効果的な伝え方を、ケーススタディを交えながら身につけます。
研修のプロがお答え 全力Q&A
講師
お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。
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施策の効果を高める +α のソリューション例
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研修との併用でさらなるスキルアップが可能です。また、買い切りプラン、レンタルプラン、定額制プランの3つを、教育の目的、人数、期間に合わせて使い分けることで、コスト削減や効率的な教育を行うことができます。
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