vol.51
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業務時間を1/3に削減!DXのおすすめの進め方とは?
今回のテーマは「業務時間を削減できるDXの進め方」についてです。
(約5分で読めます)
~~~~~~~~~目次~~~~~~~~
1.なぜ、DX推進が必要になっているのか?
2.DX推進が難しい理由
(1)DX推進の大まかな順序
(2)DX推進が難しい理由
3.おすすめのDXの進め方3つをご紹介!
(1)トップダウン型
(2)ボトムアップ型
(3)1部署から全社型
4.おわりに
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.なぜ、DX推進が必要になっているのか?
現代社会では多くの企業で、「DX」を実現するためにさまざまな取り組みを行っています。
経済産業省でも、DXを自分事としてとらえ、変革に向けて行動できるようになってほしい、 と考えDXリテラシー標準という基準を設定しました。
出典:デジタルスキル標準
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/main.html(最終アクセス:2024/6/13)
では、なぜ現代ではDXが求められているのでしょうか。
主に、3つの理由が考えられます。
(1)人手不足を補うため
(2)競争価値を高めるため
(3)ステークホルダーに「デジタル技術を活用できる企業」というイメージを見せるため
上記のDXリテラシーを身につける方法を学べる研修はコチラ!
2.DX推進が難しい理由
業務を効率化する上で、DXを推進したいという企業様は多いです。
しかしながら、多くの企業がDX推進に足踏みしています。 そこでこの章では、「DX推進の大まかな順序」を説明し、 「DX推進が難しい理由」をDX推進のフェーズに分けて記載します。
②業務改善ツ-ルの選定
③業務フローの可視化
④③に合わせて業務改善ツールを作成する
⑤業務改善ツールの運用を行う
⑥規模を拡大していく
・人手が足りない
・DX推進を企画する時間が足りない
・ツールを導入する予算が足りない
・反対勢力を説得できていない
・社内でDX推進の知識のある方が少ない などが挙げられます。
■④、⑤で推進が止まっている場合
・開発する時間が足りない
・社内でツール開発に詳しい方が少ない
・反対勢力を説得できていない などが挙げられます。
■⑥で推進が止まっている場合
・反対勢力を説得できていない
・一部の方にDX推進の業務が偏ってしまい、展開が難しい などが挙げられます。
この章では、「DX推進の大まかな順序」「DX推進が難しい理由」を説明しました。
次の章では、上記のお悩みを解決するために、 おすすめのDXの進め方をご紹介します。
3.おすすめのDXの進め方3つをご紹介!
この章では、おすすめのDXの進め方を3つに分けて紹介します。
【おすすめのDXの進め方】
(1)トップダウン型
(2)ボトムアップ型
(3)1部署から全社型
おすすめの場合:
・上層部が新しい技術や考えに興味を持っている場合
・積極的に業務効率化を推進しようとしている方が多くない場合
・昔からの慣習や制度を大切にしている場合
メリット:
・上層部からの指示のため、DXが進みやすい
・対立が起こりにくい
デメリット:
・社員の意欲が低いままDXが進む場合が他の場合に比べ多く、形骸化しやすい
はじめの一歩としておすすめの研修:
・【全力解説】管理職のためのPython理解研修~Pythonを使った業務効率化のイメージを掴む
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_management.html
・(半日研修)DX推進研修~5ステップで今日から始める
https://www.insource.co.jp/bup/bup_digital_transformation.html
この形式については、弊社では上の4ステップを推奨しています。
①経営者・管理職向け研修
まずは経営者・管理職の方に、DX推進の必要性を理解していただきます。
②全社員向け研修
全社員に、「なぜDXを推進する必要があるのか」「どのような方法があるのか」 という知識を習得していただきます。
③選抜者向け研修
②で興味を持った方(希望者)や推薦で、選抜者を決めます。
その方たちに、実際に業務の効率化を行うために学んでいただきます。
④新入社員向け研修
①~③が完了したら、新しく入社する人材にも随時DX推進の研修を行います。
おすすめの場合:
・若手層に意欲的な方が多い場合
・若手にスキルをつけさせたい場合
・経営層や管理職の方があまり業務効率化に興味を持っていない場合
メリット:
・若手の意欲が上がる
・若手の方が時間に余裕があるため、業務と並行してDXを推進しやすい
デメリット:
・トップダウン型と比べると反発が起きやすい
・データなどの権限が与えられていない場合も多く、大きなことを行いにくい
はじめの一歩としておすすめの研修:
・Python学院~Excel自動化入門編/データ転記からプログラミングを始める(2日間)
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_programming.html
・Python学院~短期集中講座/未経験からExcel操作とスクレイピングに取り組む(5日間)
https://www.insource.co.jp/bup/python-dx.html
実はこの形式は当社の事例でもあります!
以下に弊社事例を詳しく紹介したメルマガを記載します。 こちらも併せて、ぜひご覧くださいませ。
→DX推進~Pythonを組織全体に展開するための理想的な流れ~インソースを例にお伝えします
https://www.insource.co.jp/python-gakuin/mail-backnumber/vol32.html
おすすめの場合:
・DX推進やIT系に詳しい方がいる場合
・積極的にプロジェクトを立ち上げる風土がある場合
メリット:
・ITやDXに詳しい方が招集されやすいため、チーム内に理解者が多い
・DXを推進させやすい
デメリット:
・チーム内で完結してしまうことが多い
・他部署からの理解を得にくい
はじめの一歩としておすすめの研修:
・(半日研修)DX理解研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup-dx-outline.html
・システム・IT理解研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup_system-understanding.html
私がお打ち合わせをしたお客様は、この形式でDXを推進している場合が多かったです。 社内で「DXを推進させなければならない」という焦りからDX推進室などを立ち上げるものの、 上に書いたように、結局その部署内で完結してしまうという悩みを抱えていました。
このような場合は「成果報告会」を行い、現在の取り組みを全社に周知することが重要です。 「成果報告会」が難しい場合は、メールで現在の取り組みを全社に共有することも有効です。
また弊社では、上記に記載した「成果報告会」以外にも、DX教育の成果を最大にするための支援を積極的に行っています。
興味がございましたら、ぜひ以下のリンクより詳細をご覧ください。
→教育効果を向上させる方法とは...?
4.おわりに
今回は、「DX推進する上でおすすめの流れ」についてお伝えしました。DXを推進していくことは、一筋縄ではいかないかと思います。そのためこのメルマガから、DXを推進していくイメージをつかんでいただけますと幸いです。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
それでは、次回もお楽しみに!
関連研修
(約5分で読めます)
~~~~~~~~~目次~~~~~~~~
1.なぜ、DX推進が必要になっているのか?
2.DX推進が難しい理由
(1)DX推進の大まかな順序
(2)DX推進が難しい理由
3.おすすめのDXの進め方3つをご紹介!
(1)トップダウン型
(2)ボトムアップ型
(3)1部署から全社型
4.おわりに
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1.なぜ、DX推進が必要になっているのか?
現代社会では多くの企業で、「DX」を実現するためにさまざまな取り組みを行っています。DXとは...デジタル技術で人々の生活やビジネスモデルを変革すること
経済産業省でも、DXを自分事としてとらえ、変革に向けて行動できるようになってほしい、 と考えDXリテラシー標準という基準を設定しました。
出典:デジタルスキル標準
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/skill_standard/main.html(最終アクセス:2024/6/13)
では、なぜ現代ではDXが求められているのでしょうか。
主に、3つの理由が考えられます。
(1)人手不足を補うため
(2)競争価値を高めるため
(3)ステークホルダーに「デジタル技術を活用できる企業」というイメージを見せるため
(1)人手不足を補うため
現代は、「超高齢社会」や「売り手市場」という言葉からもわかるように、労働者が不足しています。 DXを活用すれば、ビジネスモデルを変革し、無人化や少人数で業務を遂行できる仕組みを作り出すことができます。(2)競争価値を高めるため
技術力の進歩により、商品の特性のみでモノやサービスを販売することが難しくなりつつあります。 そこでデジタル技術を活用し、商品開発スピードを向上させたり安価に商品を開発したりすることで、 他社との差別化を図る必要性が高まってきています。(3)ステークホルダーに「デジタル技術を活用できる企業」というイメージを見せるため
経産省でも基準を設けているように、企業のDXは多くの方が注目しています。 そこで、「デジタル技術を活用できる企業」であることをお客様や株主に見せることで、新しい技術を積極的に取り入れている企業である、とアピールできます。上記のDXリテラシーを身につける方法を学べる研修はコチラ!
2.DX推進が難しい理由
業務を効率化する上で、DXを推進したいという企業様は多いです。しかしながら、多くの企業がDX推進に足踏みしています。 そこでこの章では、「DX推進の大まかな順序」を説明し、 「DX推進が難しい理由」をDX推進のフェーズに分けて記載します。
(1)DX推進の大まかな順序
②業務改善ツ-ルの選定
③業務フローの可視化
④③に合わせて業務改善ツールを作成する
⑤業務改善ツールの運用を行う
⑥規模を拡大していく
(2)DX推進が難しい理由
・人手が足りない
・DX推進を企画する時間が足りない
・ツールを導入する予算が足りない
・反対勢力を説得できていない
・社内でDX推進の知識のある方が少ない などが挙げられます。
■④、⑤で推進が止まっている場合
・開発する時間が足りない
・社内でツール開発に詳しい方が少ない
・反対勢力を説得できていない などが挙げられます。
■⑥で推進が止まっている場合
・反対勢力を説得できていない
・一部の方にDX推進の業務が偏ってしまい、展開が難しい などが挙げられます。
この章では、「DX推進の大まかな順序」「DX推進が難しい理由」を説明しました。
次の章では、上記のお悩みを解決するために、 おすすめのDXの進め方をご紹介します。
3.おすすめのDXの進め方3つをご紹介!
この章では、おすすめのDXの進め方を3つに分けて紹介します。【おすすめのDXの進め方】
(1)トップダウン型
(2)ボトムアップ型
(3)1部署から全社型
(1)トップダウン型
おすすめの場合:
・上層部が新しい技術や考えに興味を持っている場合
・積極的に業務効率化を推進しようとしている方が多くない場合
・昔からの慣習や制度を大切にしている場合
メリット:
・上層部からの指示のため、DXが進みやすい
・対立が起こりにくい
デメリット:
・社員の意欲が低いままDXが進む場合が他の場合に比べ多く、形骸化しやすい
はじめの一歩としておすすめの研修:
・【全力解説】管理職のためのPython理解研修~Pythonを使った業務効率化のイメージを掴む
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_management.html
・(半日研修)DX推進研修~5ステップで今日から始める
https://www.insource.co.jp/bup/bup_digital_transformation.html
この形式については、弊社では上の4ステップを推奨しています。
①経営者・管理職向け研修
まずは経営者・管理職の方に、DX推進の必要性を理解していただきます。
②全社員向け研修
全社員に、「なぜDXを推進する必要があるのか」「どのような方法があるのか」 という知識を習得していただきます。
③選抜者向け研修
②で興味を持った方(希望者)や推薦で、選抜者を決めます。
その方たちに、実際に業務の効率化を行うために学んでいただきます。
④新入社員向け研修
①~③が完了したら、新しく入社する人材にも随時DX推進の研修を行います。
(2)ボトムアップ型
おすすめの場合:
・若手層に意欲的な方が多い場合
・若手にスキルをつけさせたい場合
・経営層や管理職の方があまり業務効率化に興味を持っていない場合
メリット:
・若手の意欲が上がる
・若手の方が時間に余裕があるため、業務と並行してDXを推進しやすい
デメリット:
・トップダウン型と比べると反発が起きやすい
・データなどの権限が与えられていない場合も多く、大きなことを行いにくい
はじめの一歩としておすすめの研修:
・Python学院~Excel自動化入門編/データ転記からプログラミングを始める(2日間)
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_programming.html
・Python学院~短期集中講座/未経験からExcel操作とスクレイピングに取り組む(5日間)
https://www.insource.co.jp/bup/python-dx.html
実はこの形式は当社の事例でもあります!
以下に弊社事例を詳しく紹介したメルマガを記載します。 こちらも併せて、ぜひご覧くださいませ。
→DX推進~Pythonを組織全体に展開するための理想的な流れ~インソースを例にお伝えします
https://www.insource.co.jp/python-gakuin/mail-backnumber/vol32.html
(3)1部署から全社型
おすすめの場合:
・DX推進やIT系に詳しい方がいる場合
・積極的にプロジェクトを立ち上げる風土がある場合
メリット:
・ITやDXに詳しい方が招集されやすいため、チーム内に理解者が多い
・DXを推進させやすい
デメリット:
・チーム内で完結してしまうことが多い
・他部署からの理解を得にくい
はじめの一歩としておすすめの研修:
・(半日研修)DX理解研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup-dx-outline.html
・システム・IT理解研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup_system-understanding.html
私がお打ち合わせをしたお客様は、この形式でDXを推進している場合が多かったです。 社内で「DXを推進させなければならない」という焦りからDX推進室などを立ち上げるものの、 上に書いたように、結局その部署内で完結してしまうという悩みを抱えていました。
このような場合は「成果報告会」を行い、現在の取り組みを全社に周知することが重要です。 「成果報告会」が難しい場合は、メールで現在の取り組みを全社に共有することも有効です。
また弊社では、上記に記載した「成果報告会」以外にも、DX教育の成果を最大にするための支援を積極的に行っています。
興味がございましたら、ぜひ以下のリンクより詳細をご覧ください。
→教育効果を向上させる方法とは...?
4.おわりに
今回は、「DX推進する上でおすすめの流れ」についてお伝えしました。DXを推進していくことは、一筋縄ではいかないかと思います。そのためこのメルマガから、DXを推進していくイメージをつかんでいただけますと幸いです。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
それでは、次回もお楽しみに!