昨年からコロナ禍の影響が長引いておりますが、「今年はどんな工夫をしたら、ストレスチェックをうまく運用できるか」悩んでいるご担当者さまも多いのではないでしょうか。
今回は、逆境を逆手に取り、効果のあるストレスチェックを実施した企業さまの事例をご紹介いたします。
<目次>
【導入事例1】メールアドレスがなかったが、スムーズにWEB受検に移行した
【導入事例2】在宅勤務者も含めて、全員へのメンタルケアを行った
【導入事例1】
メールアドレスがなかったが、スムーズにWEB受検に移行した
◆ 導入前の課題
(1)急遽、別の担当者が引継いだ
・担当者がストレスチェックを担当するのが初めてで、実施の段取りが分からない
(2)個々にメールアドレスを付与しておらず、紙受検で実施していた
・従業員数が年々増加しており、正社員や派遣社員、スタッフと様々な雇用形態の従業員が勤務
・メールアドレスを個々に付与していないため、WEB受検に移行するのが難しいと考えていた
(3)ストレスチェックを実施しただけで終わっていて、対策をしていなかった
・過去に実施したストレスチェックの結果も、適切に管理がされていない
・ストレスチェックの結果を職場の改善に生かせるよう、メンタルヘルスケアまで行える業者を検討していた
◆ 解決方法
(1)「運用代行サービス」を利用し、担当者の負担をゼロにした
・ストレスチェック制度を一から理解しなくても、調査票配付から集団分析まで、まるごと委託できた
(2)メールアドレスがなくても、WEB受検に移行できた
・受検者全員に受検用の仮ID、パスワードを発行することで、WEB受検を実施できた
・受検者自身でパスワードを変更できるので、他の人に誤って回答・閲覧されることがない
・受検時に部署・氏名を登録してもらうことで、実施担当者が「誰が受検したか」を正確に把握できた
・紙受検者が少数になったことで、実施コストも削減できた
(3)セルフケアコンテンツを配信し、学びの機会を提供した
・受検後に、WEB受検者には動画教材を、紙受検者にはリーフレットを展開
・個々のストレス値を把握するだけではなく、「ストレスにどう向き合うのか」を学習するよう促した
・実施して終わりにせず、意義のあるストレスチェックを実現できた
【導入事例2】
在宅勤務者も含めて、全員へのメンタルケアを行った
◆ 導入前の課題
(1)在宅勤務の従業員の心のケアをしたいと考えていた
・ほとんどの従業員が、在宅勤務をしている
・コロナ禍の収束が見通せず、在宅勤務期間が長引いているので、組織のストレス状況を把握したい
(2)在宅勤務での受検は、担当者の負担増加が心配されていた
・回答状況の把握や催促連絡、集計作業が、スムーズにできない可能性が高い
・在宅勤務で、きちんと全員が受検できるかも不安
◆ 解決方法
(1)充実したメンタルヘルスケアの教材を利用した
・eラーニングオプションを導入し、WEB受検のすぐ後に、動画を視聴できるように設定した(ストレス回避のコツをすぐに学べるので、自分事として捉えられると好評だった)
(2)在宅勤務でも、受検しやすい環境が整っていた
・スマホ・タブレット端末で、短時間で簡単に受検できた
・実施事務事業者が回答の進捗を確認し、クリックだけで未回答者に催促連絡を送れた
・個人結果は自動で集計されるので、手間がかからなかった
・回答内容は伏せられているので、プライバシーを保ったまま事務作業を進められた
今回ご紹介したサービス
ストレスチェック運用代行サービス
・調査票の作成・配付・集計
・点数による高ストレス者抽出及びリスト化
・(WEB受検の場合)未回答者への督促メール送信
・面接指導対象者への申出案内メールの送信
・集団分析の作成
など、面倒な事務作業を全て当社にお任せいただけます。
この他にも、オプションでメンタルヘルスケアに関する講習会などの実施も承っております。
WEB・紙混合のMIX受検プラン
PC・スマホのWEB受検と紙受検をMIXして受検いただけます。
大半はWEB受検、一部は紙受検など、柔軟に対応可能です。
お客さまのご希望をご教示いただけましたら、最適なプランをご提案いたします。
セルフケアeラーニング
受検後の個人結果とともに、システム上でセルフケア動画を視聴できます。
システム上で視聴状況の進捗の確認、また履歴管理やメール送信でのリマインドも行えます。
下記3種類からお選びいただけます。
【 全階層対象 】
(1)セルフケア: 自身のストレスを分析し、具体的な行動を学ぶ
【 所属長向け 】
(2)集団分析の見方解説:所属の集団分析票の見方を学び、強みと弱みを確認する
(3)職場環境改善プログラム:ヒント集や改善事例を参考に、改善につなげる
QRコードで受検可能
「一人ひとりにメールアドレスを付与していない」「PCよりスマホの使用頻度が高い」
という場合は、紙面でQRコードを配付し、スマホやタブレットを利用して簡単に受検することが可能です。
・イメージ
QRコードの受け渡し方法など、詳細はお問合せください。