2019年11月号
「名選手、名監督にあらず」。スポーツに限らずビジネスの世界でもそれは一緒です。プレイヤーの時はあんなに活躍していたのに、管理職になった途端、輝きを失ってしまったのはなぜ......。
① 木ではなく森を、地上からではなくドローンの視点(俯瞰的視点)で全体を把握
② 個人としての成果ではなく、組織としての大きな成果をあげる
③ 発生したトラブルの対処よりも、発生するリスクを未然に防止するため普段から備える
このように、管理職はプレイヤーにはなかった組織・チームとしての視点と、未来やリスクを想定したマネジメントが期待されているのです。
現代の労働環境において、人材・組織の領域で求められるマネジメントは下記の通りです。
人材マネジメントには、①経営理念・戦略を達成するための人材育成戦術、②人的リソースのポテンシャルを最大限引き出す・活用するためのコミュニケーション、③メンバーが安全に・安心して働けるための労働環境の整備、の3つの方向性があります。
働き方改革による勤務時間の減少、多様な属性(外国人、障がいのある方、シニアなど)・雇用形態の働き手との協働など、労働環境は劇的に変化しています。管理職はそうした変化に対応するため、上記3つのマネジメント= 人材マネジメントを行う必要があります。
組織マネジメントとは、管理者が組織をスムーズに運営するためのマネジメントです。
具体的には、①どういった組織にするかの組織デザイン、②組織の力を結集するためのビジョンメイキングと理念浸透、③事業計画の作成と目標管理、④組織変革のための課題分析と課題解決、⑤合意形成のために会議を円滑に進め、生産的な場にするファシリテーション、⑥組織のナレッジを見える化し、メンバーのスキルアップと業務標準化につなげるためのナレッジマネジメント、の6つが挙げられます。
新任管理職としての仕事の始め方を具体的に知り、役割を遂行するために必要なスキルを習得し、3ヶ月後に大きな成果を発揮していただくための研修です。
部長級管理職に求められる役割認識をはじめ、業務面のマネジメント、予算管理、 部下・組織のマネジメント、人事評価、労務管理など、部長級管理職が身に着けておくべきスキルをもれなく組み込んだ研修です。
役員の仕事を①業績拡大、②新しいこと・変革、③組織デザイン、④リスク管理と定義し、収益確保のための企業経営のポイントと「投資対効果」の判断軸を重点的に強化します。
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