■グループワーク、講師の体験談に高い評価が集まっています
おかげさまで、当社の研修は様々なお客さまから高い評価を受けております。ある研修では、受講者さまからはすべての項目で100%の評価、先方ご担当者さまからも好評価を頂きました。受講者さまの好意的なご意見で多かったのは、以下の2点です。
- グループワークによる研修の有益性、新鮮さ
- 講師の体験談を交えた講義
これは、他の研修会社さんとの違いであり、インソースの研修の特長をよく評価していただいている点であると思っております。本当にありがとうございます。
■事前課題で、受講者のバラつきが判明!充分な対策をとることができました
加えて研修実施前にご回答いただいている「事前課題」が非常に好評です。あるお客さまでは、管理職研修においてその効能が高く評価されました。
受講対象者は、某自治体さまで本年度昇任したいわゆる新任係長クラス。しかし、中には部下を持ちマネジメントを要求されるポジションの方もいれば、長にもかかわらず組織内では末席の方もいるような、ばらつきの大きな受講者層でした。必然的に研修の各パートでも通り一遍に講義を進められない、難易度の高い研修だったといえます(「役割理解」のパートで「部下指導・教育が大事!」といっても、部下がいない方もいるなど)。
この状況において、役にたったのが事前課題です。事前課題の中で、置かれている立ち場にばらつきがあるにも関わらず、今回の受講者さまが共通して挙げていた課題・悩みがありました。それは、【職場での上下間でのコミュニケーション不足】【係長としての役割がわからない】という点です。この事前課題を受けて、冒頭の役割理解のパートでは、講師から、『係長は【組織における上下間のハブ】【現場におけるリーダー】である、それをみんなは期待されている』ということを伝えさせていただきました。
■講師の体験談、特に失敗談が効果的
さらに受講者さまをひきつけたのが、講師自身の失敗談・体験談でした。自身のマネージャー時代の体験を伝えることで、より理解と共感が深まったのです。これが功を奏し、冒頭のアイスブレイクでの覇気のなさが嘘のように、役割理解のパートが終わる頃には、活発に意見交換がなされる活気のある研修に様変わりしていました。受講人数が多くなれば多くなるほど、研修のご担当者さまも受講者一人一人の状況・悩みを把握することは難しいもの。事前課題によって、各々の課題が見えてくることで、研修効果の向上だけでなく、その後の研修体系の見直しにも非常に役立つものとなります。