■まずは内容がイメージできる案内を!
大原則ですが、まず、押さえておきたいのが募集内容の充実です。研修募集に対する反応として、「重要だとは思うけど、忙しいんだよね」と言われるというお話をよく頂きます。しかし、「役立つ、楽になる、自分(部下)に良い」と思ってもらえれば、受講していただけることもまた、事実です。そのためには、募集内容に、アンケート結果や実際の活用結果などを盛り込み、研修を実際の業務の中で活用しているイメージをアピールすることが重要です。
更に「チラシ」の作成も効果的です。チラシには、実際に自ら研修に参加し、そこで学んだことを活用した経験を盛り込めば、迫真の説得力になります。
■使えるものは全て使う! ~社内報、上司活用も有効!社内電話営業も!
募集内容を充実させ、チラシの準備をしたら、次は周知徹底です。これは社内(組織内)資源を徹底的に活用します。例えば、イントラネット上での案内、メーリングリスト、個人のネットワークなど、使えるものは全て使います。社内報なども有効な手段です。また、自分の上司から上司の知り合いにご連絡いただくようにお願いしてみるのも有効です。
これでダメなら、次の手段、電話での直接連絡です。各部署の管理職に直接お電話をし、部下の方に研修を受講頂くようお願いするのも有効です。
電話連絡のメリットは、直接、管理職を説得し、受けさせようという気にさせることができる点にあります。メールや紙媒体はなかなか読まれませんので、直接は効きます。また、研修をもっと受講しやすいように工夫するためのアドバイスをもらえることもあります。
■懇親会の場も絶好の募集の場
宿泊型や複数日にわたる研修の場合、懇親会の開催を企画してみることもよいのではないでしょうか? 懇親会の効果は絶大で研修効果も上がります。
※本内容は募集型の研修を主にイメージしておりますが、階層別などの必修型の研修でも活用できますので、ぜひお試しください。