■受講会場を入り口で明確にすること
どの受講者がどの会場で、研修を受講するのかわかるようにすることが大切です(複数の研修会場があると、受講者にとってはわかりにくいものです)。事前に、受講者に会場を連絡をしておくことも必要ですが、当日、会場でもすぐにわかるよう、名簿や研修案内板などを準備しておくと良いです。
■昼食、休憩の時間に注意~行列ができてしまう
会場の場所や仕様にもよりますが、昼休みに一気に受講者が動き出すと、エレベーターがなかなか来ない、食堂で行列ができてしまう、トイレ、喫煙場所が混み合うなど、結構不具合も多いものです。
この場合は、事前に休憩時間をずらすなど、調整をしておくことで混乱は避けられます。特に昼休みの調整は、「食堂が混み合うので、12時には昼休みに入ってください」など、きちんと理由を伝えたうえで、講師に時間厳守をお願いするとよいでしょう。
■使用機材の状況を押さえる
研修で使用する機材の状況を押さえておくこと。重複して使えなくなってしまうと、目も当てられません。
■同一内容の研修を同時並行で実施する場合、研修の進行状況を掴むこと!
原則、同じ進行スケジュールで進められのが望ましいと考えます。理由は休憩がずれると、他のグループが廊下で騒がしく研修がうまく進まなかったり、グループワークのタイミングがずれ、解答や落としどころが他の会場に事前にばれてしまったりなど、まずいことがあります。
逆に研修にサポート人員や研修機材が必要でかつ、不足している場合、上記とは、矛盾しますが、敢えて進行スケジュールをずれる様に組むこともあります。そうすれば、最小限の人数で研修を回す事が可能となります。
■スケジュールを正しくつかんでおくことで大抵回避できる!!!
いずれにせよ、研修のスケジュールを可能な限り、詳細に掴んでおくこと。実際、アバウトにしか掴んでいない場合も多く、きちんと掴んでおくことで、急な要望や変更にも応じやすくなります。