「インフルエンザ」
毎年冬になると耳にする言葉ですよね。インソースでも、毎年社員が予防接種を受けています。うがいや手洗い、マスクの着用、基本的なことではありますが、毎日きっちり行なうことが予防につながります。
研修会場では特に気になる
さて、自分が予防対策をきっちり行えば行うほど、他人の咳やくしゃみに敏感になりますよね。通勤電車や公共施設でも気になるところですが、研修会場だったらどうでしょう? 暖房を入れて窓を閉め切った教室に1日7時間・・・。隣の席の方が咳やくしゃみをしていたら、気になりませんか? 研修会場では特に対策する必要があります。
「大丈夫」と宿泊したらインフルエンザ
以前、宿泊研修を行ったときのことです。受講者の1人が、風邪薬をもらいにきました。「数日前から風邪をひいてたんです、大丈夫です」というので、そのまま宿泊していただきましたが、翌日に発熱し、病院へ。
診断結果は、新型のインフルエンザでした。
大事には至らなかったのでひとまず安心しましたが、同室の方やバスで隣だった方、講義中同じグループで演習をした方々を「うつってたらどうしよう」と不安にさせてしまいました。
「体調の悪い人をどうして受講させたのか?」「初日からマスクは着用していたのか?」など、私たち事務局の対応についてもご意見が挙がりました。
当日の声かけや薬もチェック項目に!
研修施設として、アルコール消毒液を各階に設置したり、オリエンテーションでうがい・手洗いをお願いしたりと、対策はしていたものの、「自己管理を徹底してください」だけでは、充分な対応とは言えません。
薬の常備やマスクの用意、体調が悪そうな方への声かけなどを、新たなチェック項目として、追加しましょう。
また、最近増加傾向にある、ノロウィルスについても同様です。家庭に置いてある、身近な洗剤やアルコール消毒液で対応が可能です。安心して受講できる環境作りも、研修運営の大切な項目です。
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