「とにかく厳しく指導してほしい」
どこの企業・自治体でも一番力を入れる新人研修。自然とそこへのこだわりや思い入れは強くなり、それゆえに様々なオーダーを頂く研修でもあります。オーダーといっても研修内容そのものへのご要望は少なく、どちらかというと「指導の仕方」へのものが多く思います。
そのような要望で近年一番多く頂くのは、「とにかく厳しく指導してほしい」というものです。その背景には、いわゆる「ゆとり世代」への危惧や、厳しい経済環境で困難に立ち向かえるだけの精神力を身につけさせてほしい、というものがあります。
講師と「密に」連携がとれる!
さて、そんなご要望に弊社だったらどのように応えられるでしょうか? 弊社の特徴のひとつであり、強みのひとつとして、テキストを本社の企画開発部が作成し、講師は自身の経験を活かしながら、テキストに沿って講義を進めるというものがあります(詳細はこちら)。
その中で、講師とは「ここで全員へこませるくらいに、きつく指導してください」など、指導のポイントまで言及して打ち合わせをさせていただきます。だからこそ、講師の素養やキャラクターに任せっぱなしにならず、ご要望に沿った講義の実現に近づきます。
研修の前後も厳しく!
お客さま先に常駐をして運営のお手伝いをさせていただいている場合は、講義の「前後」でも厳しさをご提供できるというのも弊社の強みです。たとえば、昨年はある自治体さまでこんなことがありました。新人のマナー研修を行った昼休み。研修室のゴミ箱を見ると、可燃も不燃も一緒くたに捨てられていました。ゴミ箱の上にわかりやすく張り紙をしていたにも関わらず、です。
そこで、昼休み明けに運営担当から、「ゴミ箱をご覧ください。あれだけ分別をお願いしているのに、まったくなされていません。心当たりのある方は、今すぐに仕分けしなおしてください」と研修生に向かってお願いをしました。
普段だったら、分別くらいは運営担当が最後のゴミ捨ての時にやっています。しかし、今回は新人研修。しかも「厳しく指導をしてほしい」という要望の元に行ったものだったため、研修生に動いてもらうことにしました。常駐の場合には、このように講義の中身だけではなく、研修所全体を含めた新人研修という場そのものを、デザインし、実施するお手伝いをさせて頂いています。
お客様のオーダーに「包括的に」応えられるインソースの研修
今回は、講師と研修運営という側面からのみお伝えしました。もちろん、研修内容へのご要望も承っております。そのため、講師・企画・テキスト・会場の雰囲気など、研修に必要な数ある要素一つひとつを手作りでご提供できるのが、当社の強みであると考えています。