インソースの営業の強みは何ですか?
ヒトとITの力で持続的な成長を可能にする「全社営業」の仕組みがあることです
当社はコロナ禍の影響を受けた2020年9月期を除き、創業以来増収を継続しています。これは、ヒトとITの力を連動させた独自のセールスサイクルの成果です。営業担当者による販売活動、Webやメールでの販促活動、新商品開発を連動させることで実現しています。
具体的には、業務プロセスで発生する「お客さまと営業担当者の商談内容」「お客さまの課題・お悩み」「お客さまからのお問合せ」などの情報がITの活用で高速に全社展開されます。それにより全社で同時にお客さまの課題を共有し、商品開発、販促、販売活動を迅速に協調して進めることが可能となっています。当社では、直接お客さま対応をする社員だけでなく、全社員が営業マインドを持ち営業活動に携わっているといえます。
セールスサイクルは「Plants」という自社開発のSFA(※)で運用しています。必要な情報を厳選し、最低限の時間で情報登録ができるよう設計しており、忙しい営業担当者でもモレなく利用できるシステムです。「Plants」には03年以降の当社とお客さまとの交渉経緯や取引実績が記録されており、営業担当者の異動や産休・育休などがあってもスムーズに引き継ぎができるようになっています。「Plants」は、営業部門以外でも利用しており、販促部門では、交渉経緯データを解析し、お客さまごとに最適な商品をセールスする、one to oneマーケティングを実現しています。「Plants」は日々、機能改善を行っており、営業生産性向上に寄与しています。
※ SFA:Sales Force Automation( セールス・フォース・オートメーション)の略。営業支援システムのこと
どのようにして累計3万組織以上の顧客基盤を構築したのですか?
大規模展開の公開講座やWebマーケティングを活用し、新規顧客開拓を続けた結果です
当社は累計39,699企業・組織とお取引があり、毎年1万組織以上のお客さまにサービス提供をしています。1名さまから参加できる公開講座を大規模に展開しているため、当社サービス利用のハードルが低く、新規顧客獲得が容易なのが当社の特徴です。営業担当者は利用料が無料である「WEBinsource(ウェブインソース)」の会員獲得をフックに取引拡大をはかっています。
当社のWebページは22,902ページあります。03年の創業当時、社会人教育業界では、研修プログラムなどを詳細にWebに公開する企業は稀でした。そこで当社は、お客さまが研修内容をよりイメージしやすいように、詳細なプログラム内容、アンケート結果など多くの情報をWebに掲載してきました。それが多数のお問合せにつながり、顧客基盤の拡大に寄与してきました。
インソースの営業担当者と他社の営業担当者との違いは何ですか?
自ら主体的にお客さまと向き合い、行動重視とスピード対応が習慣化していることです
営業人員は207名在籍し、新規顧客の開拓と既存顧客とのリレーション強化の両方を担当しています。当社はお客さまのニーズや予算などに応じた、多様なコンテンツと教育手段を揃えています。営業担当者は、それらを組み合わせて最適なソリューションをお客さまにご提案しています。また、提案するだけでなく研修実施においては、営業担当者は脚本家(コンテンツ開発クリエイター) と演者(講師) をつなぐディレクターの役割を担っています。
営業担当者はOODAモデル(※)を実践し、主体的に活動しています。お客さまのご要望や課題を考え抜き、自ら判断して研修内容やサービスを提案しています。これにより、講師が研修内容を検討してテキストを作成するスタイルでは実現できないスピードで、お客さまのご要望に対応できるのが当社の強みになっています。また、最適な内容の研修がない場合、営業担当者自らが新しい研修を企画、開発することもごく一般的に行っています。
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