睡眠マネジメント研修

NHKの放送でも取り上げられた睡眠不足が
蓄積することにより起こる「睡眠負債」

組織の健康経営の重要性が叫ばれる背景のひとつとして、日本人の約4割が、睡眠時間が6時間未満で睡眠不足に陥っているという厚生労働省のデータがあります。米国のスタンフォード大学で生まれた言葉で、『睡眠負債』と呼ばれる状態に陥っています。
これは、睡眠不足の弊害がどんどん膨らむという意味です。
最適の睡眠時間が7~8時間が最適の人が6時間未満の睡眠の場合、その足りない1~2時間の差がそのまま負債です。負債が膨らむと、免疫機能の低下やうつ病、がんなど深刻な疾病に繋がる可能性があります。※1

睡眠については、長年、様々な角度からの研究が続いていますが、まだ解明されていない部分が多い分野です。
一方、ある程度コントロールできるため、正しい知識と睡眠に対する技術があれば、より良い睡眠を手に入れることが可能です。

※1  NIKKEI STYLE(2017/6/25)

PDFファイル睡眠マネジメント研修のご提案

男性全体の21%、女性全体の22%が、
睡眠の質に満足していない
※2

睡眠マネジメント研修

厚生労働省の調査データによると、男女とも「日中、眠気を感じた」と回答した日本人の割合が最も高く、男性32.3%、女性36.9%いらっしゃいます。 その他の項目では、「睡眠時間が足りなかった」と回答した割合が、男性では20歳代、女性では20歳代から40歳代までで、いずれも4割以上となっています。

※2  令和元年** 国民健康・栄養調査結果の概要(厚生労働省)
 第2部 第3章 3.睡眠の状況 27-28ページ
 表7「睡眠の質の状況(20歳以上、男女別)」
 **令和2年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により調査中止

病気と事故に直結する睡眠の質や、睡眠負債
~国家レベルの課題に対するガイドラインと指針~


さらに、「睡眠とうつ病」や「睡眠と肥満」といった研究も最近では知られています。
また、睡眠時無呼吸症候群(SAS)により、交通機関や運輸業などでは事故後に初めて運転者のSASが発覚するというようなケースも後を絶ちません。国土交通省は、2003(平成15)年3月に「睡眠時無呼吸症候群についてのガイドライン(睡眠時無呼吸症候群(SAS)に注意しましょう!)」を発行後、10年以上が経過した2015(平成27)年8月には、国土交通省自動車局が「自動車運送事業者における睡眠時無呼吸症候群対策マニュアル~SAS対策の必要性と活用~」(国土交通省)を発行しました。 厚生労働省では、2014(平成26)年に「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」を発表し、様々な業種で、日本人の睡眠の改善が国家レベルの課題となっています。

睡眠マネジメント研修の受講による今後の
「睡眠負債」返済に向けての着実な道のり

「睡眠をマネジメントする」という文字通りなのですが、人は、睡眠を自分でコントロールすること(セルフケア)ができます。

ご自身の生活リズム(生活時間)、ホルモンバランス、生活環境の調整など、少しの工夫や考え方を変えることで、改善できることがあります。

睡眠マネジメント研修

睡眠マネジメント研修では、「質の高い睡眠」をとるためにどのような工夫や考え方があるのかという視点から、ご自身の睡眠状態のチェックを行ったり、自分で気がつかない「睡眠」についての問題点を確認します。

睡眠を的確にマネジメントするめには、「自分の睡眠を知ること」から始まります。
自分でも気づきにくい睡眠状態を、チェックシートなどで客観的に見てみることが、「睡眠不足」を減らす、これからの睡眠を改善するための重要なポイントです。

※睡眠マネジメント研修では、チェックシートを用い、
 ご自身の睡眠状態を把握するワークを含んでいます

睡眠マネジメント研修(2時間)の
目的、カリキュラム、および費用

<目的と特徴>
従業員が十分な睡眠を取れずに仕事に向き合っていると、生産性が上がらなかったり、睡眠不足を起因として事故が起きてしまうこともあるかもしれません。事故が起きれば、組織のイメージが損なわれ、収益や業績、その他業務全般に悪影響を及ぼしかねません。「質の高い睡眠」をとることができれば、従業員がパフォーマンスの高い状態で業務に取り組め、生産性を上げることに繋がっていきます。
組織内の健康経営の一環で、睡眠に関する知識と技術を短時間で習得するための、最適なプログラムです。

<研修カリキュラム>

1.なぜ眠らなければいけないのか
2.政府機関が考える睡眠の問題
3.睡眠と生産性
4.睡眠に関する代表的な症状
5.睡眠セルフチェック(個人ワーク)
6.5についてのタイプ別アドバイス
7.よく眠るための基本条件
8.睡眠を整えるルール
9.眠りに関連する3つのホルモン
10.より良い睡眠をとるためのコツ
11.まとめ

※実施時間は、約2時間です

※この研修は、株式会社メディヴァが提供しています

<研修費用>
人数の増減により、費用が変わります。
また、標準の設定2時間を超えて延長する場合や、提供される内容の微調整を含めて変更する場合も費用が変動するため、別途お見積りします。
・標準講義時間: 2時間以内
・最少催行人員: 標準で10名様
 ※9名様までの場合は、別途ご相談を承ります
 ※指定会場での実施の場合は、東京都内から発着する講師の
  交通費、および、必要に応じて宿泊費が別途追加されます

(ご参考:税込価格)
・10~19名様: 143,000円~
 ※20~59名様の場合、人数ごとに価格が変動します
・60~69名様: 286,000円~
 ※70名様以上の場合も、対応が可能です
 ※お問合せの際には、受講者様の人数をお知らせください

本研修の導入をお勧めする理由

エグゼクティブやハイパフォーマー、トップアスリートが自身の得意分野で「成果」を出すために、食事や運動、生活習慣同様に、貪欲に学び実践している「睡眠」に関する改善について学びます。

単純に、よく寝る(長い時間眠る)だけでは「パフォーマンス」が上がらないことが分かってきています。 忙しい現代に、理想として6時間から8時間の睡眠時間を確保することは、難しいです。睡眠マネジメント研修で眠り方を理解することで、「質の高い睡眠」を手に入れ、さらに、仕事のパフォーマンスを向上させることにも繋げます。

参考までに、トップアスリートの5つの特徴を紹介します

1.自分の専門分野で成果を上げる
2.専門分野でなくとも、見識が深い
3.物事をうまく運ぶコツやツボが分かっている
4.卓越した行動力がある
5.正しい情報収集と理解力が高い

上記をまとめると、トップアスリートは、成功までの最短ルートを見極める力が高く、かつ、最短で結果を出せるという特徴を持っていると言えます。

最短で成功するために、睡眠マネジメント研修で「質の高い睡眠」を身につけ、ハイパフォーマンスの実現に繋げる一歩を踏み出してほしいと考えます。
厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014~睡眠12箇条~」の紹介以降、令和5(2023)年には、改訂案「睡眠指針2023(仮称)」が出ています。

※本研修は、良質な睡眠をとるための仕事の仕方や日常生活での行い、睡眠の仕方等について、考え方を掘り下げた「研修」であり、睡眠障害の克服や個人別のコンサルティングを目的とした研修ではないことを、ご了承ください

ご参考
NHK「日本人の寝不足」(クローズアップ現代)
2023年5月23日(水)放映

NHK「睡眠負債が危ない ~"ちょっと寝不足"が命を縮める~」
2017年6月18日(日)放映


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